ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

地獄からの生還

2007年10月11日 | Weblog
王子様犬です。
この子はアフガンハウンドのカン君といいます。
ただ画像だけを見ると、とても不幸な経験を持った犬とは
想像も付かないと思います。
超幸せ犬だねぇで済まされそうですが・・・

先日このわんちゃんの里親様から思いがけないメールを頂戴しました。
その前に保護の経緯はこちらをご覧下さい。(2006.10月記)

約2年ほど前になりますが、私どもで保護したわんちゃんです。
大阪能勢にある保護団体さんから直接里親様に巣立って行ったので、
もう2度と会うことも連絡を取ることも、現在を知りえることもないと
思っておりましたので
メールを頂いて本当に嬉しくて感激しました。
きっと幸せになってくれていると信じていました。
救って良かった。。。






お電話番号が判らなかったため突然のメールで本当に失礼いたします。
昨日貴殿のHPを、たまたまヒットさせていただき、びっくりしてメールさせていただきました。実は、2005年に保護していただきましたアフガンの里親です。
あまりにも悲惨なわが子の姿をHPで拝見させていただき、改めて感謝の気持ちでいっぱいになりました。

しかし、現在のわが子があのような悲惨目にあっていたかと思うと悲しくて悲しくて・・・HPをみてすぐ、わが子に深く深く愛情いっぱいのハグをいたしました。
現在の元気で健やかに過ごしてくれている子を見てやってください。(写真添付)そしてどうかどうかご安心くださいませ。たぶん彼もゆっくり気分で残りの犬生を楽しんでくれていると思います。

(途中省略・・・。)

もしよければまたカン君にあってあげてくださいね。
きっと彼も感謝の気持ちで喜ぶと思います。

突然のお便りではありますが、とにかくその後の様子をお伝えしたく思いました。
これからも大切に大切に育てさせていただきますので、ご安心くださいませ。
そして 保護してくださって本当にありがとうございました。
感謝の気持ちでいっぱいです。
________________________________

レスキュー前のアフガン君です。
この時、彼の無言のSOSが・・



この時の彼は絶望感で一杯だったでしょう。
痒かったでしょう。
辛かったでしょう。
彼は疥癬でした。