ドッグシェルター

保護犬の紹介、お知らせ、ご支援のお願い

多頭飼育の現場に

2009年03月03日 | ご支援のお願い
先日よりとある某所、工場にて多頭飼育約30頭の犬が飼育され
犬小屋さえない犬も数頭いるので、犬小屋が余っていたら、譲ってもらえないかと
SOSが入って来た。
使っていない犬小屋を3つほど届け、現場を見て崩壊の恐れ・・・

確かに繋がれている場所には犬小屋もなく、雨風さえしのげない犬が数頭いる。
取り急ぎ犬小屋を届けたが、まだ足りていないようです。
ここの30頭の犬は一人で世話をしているそうですが、最近仕事がなくて
お金がないと呆れた言い訳の飼い主曰くフードの購入さえも厳しくなって来たと言う。

全ての犬は不妊されておらず、当初9頭くらいが、次々と仔犬が生まれ、
増えていってしまったらしい。
避妊、去勢を怠るとどのような結果をもたらすか、甘く考えていると
最悪の事態を招く、そんな現場を過去にも見て来ただけに、危惧している
ところです。



こちらの小屋には7、8頭が入っているが、糞だらけ状態になっています。

今後の対策

30頭から増やさないこと。
早急に不妊手術を実施する必要があること。
ドッグフード(餌)の援助

不妊手術処置については、他活動家(会)の方と資金を出し合い協力体制で進める
方向ですが、悲しいかなDSVには資金的余裕がありません。
当然他活動家(会)の方でも余裕などないと知るところであります。
資金があれば、問題解決できる課題も資金の壁があります。

飼い主は、今後のフードすら厳しく医療費を負担する考えはありません。
これまで工場で飼われ飼育放棄された犬の保護を、数度経験しましたが、
殆どの飼い主が、まともに世話をしない事実を垣間見て来ました。
以上が現状報告です。