定期的に医者に行き
体調を点検してもらっている。
一病息災のおかげで医者とは
縁が切れないでいるのだ。
日常薬をもらうので、二か月に
一度は近所の町医者、
一年に一度は大きな病院の検査などを
踏まえて薬剤を調合してもらっている。
先日そんな診察で近所の町医者に
行ったのだが、ここんところ
落ち着いていた血圧が少し高いようだ。
上が140くらいあるときもある。
通常は120くらいなのだが、
微妙に上がっている。
医者に言わせたら、どうもこれは
寒さのせいもあるんだろうということだ。
実はdoironはとても薄着なのだ。
バッチはそもそも持っていないから
はいたことはないし、
上着も長袖二枚くらいで過ごしている。
山手をうろうろしたりするときは
その上に長袖上着を着る程度だ。
体に巻いている脂肪が
守ってくれているんだろう。
そんな感じなんでとても寒い最近は
外を歩くのはいつもより少なくなっている。
じゃ、日常は何をしているかというと、
当然室内での遊びに呆けているわけだ。
おもに映画やマラソン鑑賞、
地元友達との麻雀、軽いジムトレ、
時折宴会などだ。
でもそんな中でも多くの
時間を費やしているのが、お絵描きだ。
絵を描き始めてもう12年になる。
自分なりにそれなりに作品数は
たまってきています。
でもお絵かき展を来年に伸ばして
いるので、作品はためていかないと
いけません。
なので前よりも積極的に描いています。
そこで前置きがずっと長くなりましたが、
今日は今年に入ってから
精力的に取り組んでいる
そんなお絵描きのことを書いてゆきます。
まずは「絵つぶやき流行り言葉編」ですね。
あのアメリカでエミー賞を席巻した、
真田広之主演の「将軍」
というドラマがありますねえ。
そのなかでアンナサワイという若い女性が
主演女優賞を取りましたねえ。
よくテレビで流れていたこの映画の宣伝で、
この女性が
「覚悟はできておりまする」
というセリフをはいています。
これがいいんですよねえ。
実際の映画は見ていないのですが、
なんとなくこの映画の雰囲気が
伝わって来ています。
なのでこのセリフを使ったお絵描きは
できないかなあと考えていたら
すぐに出てきました。
この絵です。
受験合格だるまと受験票、
そして鉛筆、シャーペンと定規、
消しゴムですね。
そしてそこにわからない問題用に
準備しておいたサイコロも描きました。
このサイコロが小さくて
書くのがむつかしかったなあ。
とりあえず受験生のある側面を
鋭くえぐった一枚になりました。へへ
そして、流行り言葉はもう一つあります。
テレビドラマで米倉涼子が演じる
大門未知子のセリフ
「私、失敗しないので」という言葉。
まあこれは昔から採用しようかな
と思っていたのですが、
まあdoironの絵としては
「私、失敗しかしないので」のほうが
似合うだろうと思い、
その時の時期に当てはまるテーマを
ぴったしあてた絵を描いたよ。
それがこれ。
福笑いって節分でしたよね。
え~バカな作品ばかり作っていますが、
結構楽しいのだあ。
自分の頭や手先のつたない技術から
こういう作品ができてくるのは、
なんかとっても楽しい。
これが創作なんだとちょっとばかし
心を刺激してくれる。
とまあ流行り言葉を入れた作品はこんな感じだ。
でも描いた絵はまだまだありますよ。
今度はちょっと時期的なことを盛り込んだ
「絵つぶやき時事満載編」だ。
それはいったいどんな絵なのか、
それは次回に紹介しましょう。
今日は節分。
普通は3日なのに、
今年はめずらしく2日でした。
なので明日3日は立春。
もう春が来ようとしていますよ。
節分には福も来ようとしていますしね。
ところで義母さんは、
生前時には占いをしていて
節分というのはとても大事な
一日にしていました。
この日をさかいに占いが変わります。
まあそんな一日なので、
我が家も特別な一日になりました。
まずはマラソンを観戦しながら
絵をかきました。
こんな絵です。
いやあ、今風ですね。
のんきなおっさんのべらぼうな
絵ですがね。
そしてそれが終わったら見守り隊活動。
一人が3日前からぎっくり腰でしたが、
歩かなあかんと出てきて、
少しましになった様子。
ありがたいねえ。
仲間は節分に見守られました。
これで15回目の見守り活動です。
みんなで頑張っているでしょ。
そしてその後は、そう節分恒例の
巻きずしつくりです。
まあみんなでやるんじゃなくて、
我が家の台所作業なんですけどね。
では行いましょう。
あらかじめ買ってあった
まぐろやみつばなどの具を
テーブルにそろえて巻いてゆきます。
そうそう今回は頑張って買った
イクラも混ぜてゆきます。
ごはんの酢はいつもより
少し甘い目にしました。
これがおいしくてねえ、大正解でした。
海苔の上にこうして具を並べ、
すのこを使って巻いてゆきます。
これがむつかしいのですよ。
具がご飯の真ん中に来るように
加減をして巻いてゆくのですが、
うまく行くのは5回に1回くらいやねえ。
でもまあ、見た目は味には
あまり変わらんけど、
できた巻きずしは超おいしいです。
これなら500円くらいで売れるよなあ
とか言いながら巻いてゆきます。
結果5本まき、麻雀友達2軒に
1本ずつあげて、さあいよいよ
メインの晩飯です。
豆まきを行い、そのあとで
年の数だけ豆を用意して食べてゆきます。
これだけ多くの年の数だけ食べたら
おなか壊すので、残った分は
ラップでくるんでおきます。
その後に、今日の恵方を向いて
巻きずしをほおばります。
あ~おいしかったなあ。
こんなにうまい巻きずしはないですよ。
なんかもうこれをたべているだけで、
福に包まれている感じです。
うまい具合になっていますわ。
そして食事後は、残った豆をもって
神社参りです。
節分を意識しながら、
静かにしっかりと暮らした一日。
節分が過ぎた今年も、
こんな風にしっかり暮らして
いけたらいいですね。
これを読んでる皆さんにも
いい福がやってきますようにと
お祈りしておきましたから。
太宰府天満宮から「歴史の道」と
名付けられた道を歩いています。
最初に旭地蔵に行きましたね。
ここから次は観世音寺に向かいます。
大宰府周辺の静かな村中を歩いていきます。
周りを見てみると、
それなりにウォーキングを
楽しんでいるグループもいますねえ。
どこでもこういう動きは
根強くあるもんですねえ。
やってきた観世音寺は、
斉明天皇追悼のため天智天皇が
創建したお寺です。
西暦でいえば670年頃のお話です。
さりげなく歩いている道にも、
うんとうんと深い歴史があるのですねえ。
古い建物の中をそれとなくのぞき込んだり、
そこから見える周りの景色を眺めながら、
時の流れをじわっと感じたりします。
そんな寺から出て、今度は
よこにある戒壇院を中には入らず
外から眺めます。
ここは鑑真が受戒を行ったところ
なんだそうです。
実はdoironも受戒を受けるようにと、
お寺でいわれています。
お寺の世話人もこなしたしね。
宗派はお経重視の浄土宗のお寺です。
こうすることによって、
いい戒名が授けられるというものですが、
なかなかねえ。
期間的には一週間くらいかかるのかなあ。
戒律を授けられている間は
夢想の世界に落ちて生きそうです。
って、寝るんかーい。
でもいいんです。
そんな立派な戒名を授けられなくても、
みんなとたのしくワイワイ生きた人で
いいんじゃないですかねえ。
旅の空でそんなことを考えつつ
さらに歩いてゆきましょう。
近くの国道3号の歩道に出てゆきます。
何か食べるところはないかなあ
と捜しながら歩いたのですが、
見つからないですねえ。
大阪にもある食堂なんかはありましたがね。
そうしているうちに今度は
大宰府の政庁跡にでましたね。
ここは奈良から平安にかけて
九州をおさめたところで、
軍事、外交、経済を担っていたところです。
今はもう広い公園になっています。
そしてその片隅に「大宰府展示館」がありました。
勉強かねて中にはいってみましょう。
そこには政庁跡の発掘時に
出たものなどが展示されているほか、
学問的な資料なんかも
多く展示されていました。
ふむふむ、と興味深く見て歩いたのですが、
余り記憶にはもう残っていません。
なんか興味深いんですけど、
あまり脳みその芯までには
残っていたりするものは、ありません。
まあ土地勘が離れているので
なかなか築き上げられんのでしょう。
そんなあほな見学をしつつ、
さらに進んでいくと
目的にしている駅が近づいてきましたよ。
小さな駅で、駅前にはラーメン屋さんが
あるくらいだったかなあ。
おなかもすいているけど、
こうなったらもう博多まで帰って、
うどんでも食べることにしますか。
うどんの発祥は四国という人も
いますが一方でタモリのように
九州発想という人もいます。
食べ比べてみると、四国はコシがあり、
九州はコシがないというのが特徴らしいです。
こんな地域争いがあるそうなんで、
それを確かめる
昼食にすることにしました。
電車でたどり着いた博多の
駅ビルの中をさまよい、
見つけたうどん屋に入りました。
食べたのがこんなつけうどんです。
麺比べといってたわりに
変なうどんになりましたねえ。
ここの名物みたいです。
食べてみると、確かにコシがありません。
う~ん、doironはやはり
四国うどんがいいかなあって感じかな。
さあ、これで初大宰府は無事終わりです。
続く
太宰府天満宮で駅から参道を歩いてきました。
途中イベントや石碑なんかも眺めてきました。
そうしているうちに本堂に到着です。
少し工事をしているのかなあって感じです。
昔、道真が亡くなった時に
遺体を運ぶ牛が立ち止まって
動かなくなった場所に
道真は祀られています。
祟りを起こしたり、死んでも思いを
牛に乗せたりとまあ、
すごい人だったんですねえ。
本殿のいつもの姿を知らないので、
まあとりあえずはこの拝殿に
お祈りしておきましょう。
「試験に受かりますように」
と言っても何も試験は受けないしなあ。
「テストがちゃんと解けますように」
といっても何のテストもないしなあ。
まあ、こちらはそんな
ノンキなおっさんなんで、
せめてボケないようには
しっかり祈っておきましょう。
用意してきた5円玉を賽銭に
投げ入れときました。
そうしてお祈りも終わりましたよ。
はるか大阪から飛行機に乗って
飛梅のようにやって来たんですから、
ボケないようにお願いしますね。
そして社務所のところでは、
友達に頼まれていたお守りを
2ついただきました。
お守りの横に本物の苺のような飾り
が付いているやつです。
とまあ、お祈りもお使いもすみました。
でもまあ天満宮内をもう少し
歩き回ってみましょう。
ここに井戸がありますね。
これは「如水の井戸」と呼ばれています。
如水って何かというと
これはなんと黒田官兵衛の法名です。
彼はここの井戸の水で
お茶をたてたりしていたそうです。
井戸の淵に触っておきましょう。
そしてぐるぐる回りながら、
最後は九州国立博物館に行きました。
東京、京都、奈良に続いて作られた
国立の博物館です。
この辺りは朝鮮方面と交流が多かったようで、
そんな展示物もありましたね。
糸島なんかも古墳があったりするようで、
どこかでそのあたりに寄れれば
行くことにしましょう。
それとねえ、いまのテレビドラマで
橋本環奈が活躍している
「おむすび」関連のポスターなんかも
よくありましたね。
きっとねえ、この旅の福岡や
糸島なんかでもポスターなんかも
あふれているんでしょうねえ。
まあ展示の中身よりも、
北九州のそんな雰囲気を味わって、
国立博物館を回りました。
さあ、どんどん旅は北九州に
入り込んできた感じです。
このあとも時間を考えれば、
少し歩きまわろうという気にも
なってきました。
道をきょろきょろしながら戻って行き、
駅の観光案内所に入ることにしました。
「地図に描かれてあった道を
歩いていこうと思うのですが、
時間的にはどれくらいかかるでしょうか」
「まあ30分あれば」とのことなので、
よしではと歩き始めました。
時刻は昼前ですが、途中何かこの地方の
食べ物の店なんかもあれば、
ランチにしようという魂胆もあります。
駅から、西向いて大宰府の
駐車場の方へと歩いてゆきます。
第一と第二を合わせて広大な
駐車場がありますね。
受験の季節とかイベント時には
たくさん人が訪れるのでしょうねえ。
御笠川に沿って、歴史の散歩道
というのがあります。
そこを歩きました。
九州の天気もまずまずです。
そのまま白川橋にでたら
その道は川から離れて、
街中へと進んでいきます。
まず最初にあったのが「朝日地蔵」です。
地図では朝日なんですが、
現地の写真では「旭地蔵」と
書かれてありました。
飾りつけも立派で、
地元の地蔵講も頑張ってはるようです。
ご苦労様です。
そんな地蔵を見たらいつも
地元地蔵講の代表をしているので
ついつい感心してしまいます。
続く
飛行機で福岡空港に到着し、
そこから電車で大宰府に向かっています。
大宰府と書いていますが、
これは九州の筑前国に設置された
軍事・外交を主任務とし、
九州地方の内政も担当した
地方行政機関のことをあらわすのですが、
ここではもちろん大宰府の
天満宮をそう呼ぶことにしています。
この天満宮、祭神は菅原道真です。
京から大宰府に流されて
ここでなくなった人ですが、
それ以来京では「道長の祟り」と
言われる凶事が続き、
そのため根源である大宰府の道長を
鎮めようとして作られた天満宮です。
到着した電車を降りると、
駅前は広く整備されていますね。
地図や
案内板が建てられています。
この地図によると、大宰府政庁跡を通って、
手前の駅まで歩くコースが
あるようですから、
あとで検討してみましょう。
そしてさらに駅前広場をみていたら、
こんな郵便ポストもありました。
うえには鳥のような置物が置かれた
石のポストですね。
どういう意味があるのでしょう。
大宰府ですから道真公の関係があるのかなあ。
調べてみたらわかりました。
ちゃんと道真公が絡んでいるんですね。
実はこの鳥は「鷽(うそ)」なんです。
昔、道真公が蜂に襲われたときに
飛んできて助けたんだそうです。
なので「鷽」はこの天満宮の神鳥なんだそうです。
中にはこんな像もあります。
口笛を吹くみたいに泣く鳥で、
「鷽」という字が学問の「學」
という字に似ていることもあって、
学問の神様の天満宮の神鳥と
されているそうです。
ネットで探したら、これが本物の
「鷽」のようです。
え~でもねえ字が似ているからって、
蜂から助けたからって
そんなんでいいんですかねえ。
別の説もあるかもしれません。
鷽替え行事なんかも行われているそうです。
まあいろいろと考え方があるものです。
それでも「鷽」は「嘘」とつながって、
前年の悪いことは嘘のように
なくなって、いいことが起こるんだ
というのは、なんかありがたい
言い伝えですね。
さあ、では天満宮の方に歩いてゆきましょう。
駅を出たらすぐに参道のようになっていて、
お土産物も並んでいます。
ああ、そうかあ、なんか餅のような
物があったなあ。
梅ヶ枝餠ですねえ。
それを売ってるお店もありますので、
一つ買いましょう。
これですね。
かぶりながら歩いていきます。
突き当りのところには
おおくすのきの森があったり
由緒書きが建てられてあったりします。
そしてそこから参道は左に曲がってゆきます。
歩いていくと、左に日本酒の利き酒会が
開催されています。
試飲もできると書かれていますから
寄って行きましょう。
doironはあまり日本酒は
わからないのですが、
甘口、辛口と違いを試しながら
試飲していますと、
結構回ってきましたよ。
学門の神様にこれはもう
恐れ多いかもしれません。
ぐるりと一周回ったところで
退散しました。
さらに進んでいきますと、
右手に馬のような物が立っています。
これが麒麟なんだそうです。
う~ん次はビールか、勘弁してくれ。
そしてその横には、
面白い石が置かれていますねえ。
塔の上に丸いもの。
これがねえ、なんとこの神社の神鳥
「鷽」なんだそうです。
その姿はユニークですねえ。
続く