絵つぶやきはそこそこ順調に進んでいる。
おもいつきでパパっと書いて、
なかなか言葉に結びつかず
眠っている作品も多いのだが、
まあ何とか作品になっているのを数えると、
もう来年のカレンダーも
十分出来上がるほどにはたまっている。
ただし、テーマが冬っぽいので
そのままではだめだけどね。
もうかなり暖かい日も増えてきたので、
doironの今年の絵つぶやきも
そろそろ春編に変わってゆくだろう。
なかなか絵つぶやきは、
自分の心から結びだしてくるから、
静物の種類だけでなく
こころのざわめきも必要やからね。
作成時のパターンは色々だが
ある意味自分からひねり出してくる
そんな瞬間もなかなか味わい深い。
そんな作品つくりの一端を
今日は少し紹介しましょう。
さあお絵かきだと、朝にアトリエに座ると
まずは自分の中を目ざめさせる必要がある、
というのはオーバーかもしれんけど、
自分の中から作品につなげていくのは
それなりに気持ちを作っていく必要があります。
逆に言えば自分の中にどんな世界があるのか、
それを探ることになるわけで
意外に楽しかったりもします。
そんな自分探しに入るときには、
机を片付けてコーヒーを一杯飲みます。
目を覚ませdoironよ、
とそんな大層なものではないけど
そうしてたらなんとなく心が
落ち着いてきます。
いいなあ、朝のコーヒーなんて
ということで、さっそく言葉が
浮かんできました。
同じコーヒーを飲んでいても、
その日の体調や心のあわただしさや
静かさによって味って変わるよなあ。
じゃ、そこからしんどい時も
いい時も人生色々味わえばええやん、
なんてところに思いがはしります。
そうしてたら何となく作品の概略が
出来上がったようなものです。
絵に描くのはカップに入ったコーヒー
もいいけど、すこし物足りないから
ここはコーヒーをいれてるところを
絵にしてみましょう。
ぬりぬり、
ごしごし。
こんな感じでどうかな。
そしてつぶやきも入れてみました。
こんな感じで、アトリエの中での
自分探しから絵つぶやきが
今日は一つ完成したという話です。
こんな風に思い付きを絵つぶやきにする
まあこれはよくよくある話です。
北九州旅行も最終日になりました。
2泊3日の旅程でしたが、
楽しい時はあっという間に過ぎてゆきます。
その日は糸島市の観光をし、
福岡に戻り、レンタカーを返したら、
福岡の観光をして、新幹線で
帰宅の予定です。
まずは産直市場を目指しましょう。
福岡での宿泊の時にテレビで
そこを放送をしていたので
一度行ってみることにしました。
道の駅なのかなあ、
よくわかりませんが
JAの産直市場と言ってました。
そこをまず目指しましょう。
車で東へと走ってゆきます。
この辺りの地名とかは全く知らない状態なんで、
道路標識を見てても
あまり位置感覚がないので、
さっぱりわかりません。
手持ちの交差点名と手持ちの地図を
合わせて、ああこんなふうに
走ってるんやと時折確認しながら、
レンタカーを走らせてゆきます。
最近の車は燃費がいいので、
ほとんど燃料は減っていません。
のんびりと走ってゆきます。
糸島は海の方もよさそうなんですが、
やはり山手の方がいろいろ旧跡なんかもあるので
チェックしながら進んでいきます。
やがて、目標が目に入ってきましたよ。
JR肥後線の波多江の駅前を
右折して山方向に向かいます。
そこにあるのがJA糸島産直市場 伊都菜彩
というところです。
広い駐車場に車を止めて
店に入ってゆきましょう。
野菜が色々ありますねえ。
そして車を運転しながら、
見ていた看板の鳥料理(名前忘れた)って
こんなんやったんかとか、
地域の食べ物もじっくり見てきました。
でももう忘れたから大したことないのかな。
まあ糸島鳥とかいるようですが、
なかなか新幹線で帰るのに
持ち運びはできないですねえ。
野菜やお土産品なんかもいっぱい見て終了。
近くの地図なんかをもらって
駐車場で、これからどうしようと少し検討。
とりあえず近くにある歴史博物館を
目指して行くことにしましょう。
秋桜の咲く畑の横のところから
さらに山の中の方を目指して、
田んぼの中の道を走っていると、
道路標識に面白い地名があるのを見つけました。
そこにはなんと「曽根遺跡群」と
書かれているではありませんか。
池上曽根遺跡という弥生時代の遺跡が、
わが村の端っこにありますが、
なんとそれと同じ名前です。
何となく名前が同じというだけで、
妙に親近感がわくものです。
こんなことってあるんやなあと思い、
それでは一度そこを尋ねてみようと、
そちらに向けて車を走らせました。
10分くらい走るとそこにあったのは
平原歴史公園といわれるところです。
無料の駐車場に車を止めて
散策してゆきましょう。
そこにいろいろと建てられていた
案内を読むと、平原遺跡というのは
曽根遺跡群の一つのようです。
その遺跡というのが公園から
500mほど歩いて行ったところに
ありました。
静かな村の中の一角に土の盛り上がった
その古墳がありました。
そこにあった案内によると、
この辺りが遺跡と言われたのは、
地域の人が畑仕事をしていた時に
大量の銅鏡類が出てきた時からだ
と言われています。
昭和40年頃だそうです。
中でもその銅鏡の中から
世界最大の銅鏡が見つかり、
それはいろんな説の中でも、
伊勢神宮の御神体である
八咫鏡と言われたりもしています。
その銅鏡あたりから周りを眺めてみますと、
この辺りは少し高台になっていて、
遠くの景色も見えるなんとも言えず
いいところでしたよ。
続く
最近の遊びの一つに麻雀がある。
メンバーは基本4人。
近所の幼馴友達と頭の体操を兼ねて遊んでいる。
ゲームそのものに何かを
かけているわけではない。
ただただ遊びのひとつとして行うだけで、
最中に昔からの馴染みの会話に
華が咲いたりするのはとても楽しい。
そんなところをボケてたらあかんよと
指摘しあったり、
孫が風邪ひいたぞともう家族の会話
みたいな内容が飛び交っているわけだ。
それをやる頻度はというと、
昔は月に7~8回ぐらいだったのが、
今は月に3回くらいやっている感じだ。
一回の時間は3時間くらいかな。
ゲームとして面白いのは、
その中で発生する役満だ。
それに関しては、だれがどんな役満で、
だれからあたったとかを
ボードに記載して掲示をしているのだ。
やり始めて10年。
国士無双、スーアンコ、大三元、
数え役満などは、もうなんかいあったのだろう。
でも最近はみんな上手に
なってきているのか、
年老いてきているのか
あまり役満は出にくくなっている。
じゃ前回の役満はいつだったか
ボードを見てみたら、
なんとちょうど一年ピッタシ前に、
国士無双が出ていることに成っている。
なので、365日間は役満は
発生していないということだ。
それがついに今日発生したのだ。
このメンバーでいつもやり続けていると、
時折不思議なことが起こるのだけれど、
今日のはまさにそれだった。
始まって5巡目くらいのところだ。
doironが「西」を捨て牌したら
横からロンという声が出た。
ん?これはどういうあたりだと思ったら、
何と国士無双13面待ちをしていたのだ。
こういう待ちは初めて見た。
しかも5巡目である。
その人の捨て牌をみても、
一九字牌は捨てられていない。
振りてんなしのみごとな13面待ちである。
うわーやられた―ということで、
その半ちゃんはdoironの
箱テンで終わりました。
非常に珍しい当たりで、
doironも生まれて初めて
見たようなことだったし、
みんなでそんなこともあるんやなあ
とワイワイ言いながら
つぎの半ちゃんが始まりました。
でもねえまだまだ驚くことが
つづいて起こりました。
まるでマージャンの神様が
降臨してきたようです。
次の順でその国士無双を上がった人が、
白をポンした後、なんと大三元を
テンパってしまったのです。
これはすごいことです。
もしかして誰かが当たり牌を
捨てていれば、連続で
役満だったのですが、
それは起こらず、
なんとdoironが横から3倍満を上がったのです。
これで24000点が動きます。
うわ~すごい展開です。
でもまだまだ神様のいたずらは続きます。
次の順で今度はdoironが
四暗刻をテンパったのです。
まだつもりは5回ほどあります。
神様がまだいるならお願いと祈りました。
それにしても、もう
なんか寒気がしてきました。
三回役満が登場したのです。
これで上がったら二巡目で箱テンが起こり
あっという間に半ちゃんが終了です。
結局その役満はつもりがなく、
終わりましたが、みんなでこれは
絶対神様が下りてきてるんやと
ぞくぞくしたという瞬間でした。
マージャンを知らない人には
全然わからないでしょうが、
知ってる人なら驚愕のひと時でしょう。
こんなこともあるんやなあ
という驚きのご報告です。
呼子で七ツ釜と言われる
海辺の岩の景色を眺める
遊覧船に乗っています。
船の名前はジーラと言われる船と、
なんとイカ丸という船があります。
乗ったのはイカ丸でした。
後部にイカの足のような飾りがあります。
この船に乗っての観光に、
ジャスト出航時間に間に合ってのりました。
石と海が接するところには
思わぬ絶景があったりします。
この呼子にも七ツ釜といわれるところがあります。
岩の柱状節理や侵食が思わぬ地形を
作ったりしているのです。
10分くらい船に乗ると、
ところどころで岸の方により眺めて生きます。
そこには大きな穴の空いた石があったり、
向こうが透けて見えるような
トンネルになったりしているのです。
硬い岩と長年にわたる波の力が
すごい景色を作っていたりするのです。
所々で波の中船を止めて岩場を見学します。
船の操作にはさすがに
ベテランのうまさを感じますねえ。
七ツ釜と言われるくらいですから、
そういう見学を何か所かで
こなしていきました。
そして最後の方で寄った岩場は、
柱状節理の岩々が、
低いトンネルを作っており、
船はその中にじわじわ
はいっていくのです。
船長の指示で外に出ていくと、
すぐ目の前に柱状節理岩の天井があり、
手を伸ばすと岩が簡単に
触れるからすごい船のキワキワ曳航ですね。
こんなに波のあるところで、
岩と衝突せずに船を操っているから
これはすごいです。
2000円の値打ちがあります。
キワの写真は撮り忘れたので
ネットからいただきました。
そうして近づいたときに
撮影したその柱状節理の岩が目の前で
一個もらおうかなと思ったくらいです。
なかなかの遊覧船観光でした。
さあ、おなかもすいてきましたよ。
ぼちぼち呼子のイカとの遭遇です。
約40分の遊覧船から降り、
車に乗り換えて宿のおすすめの
イカ料理屋さんへと向かいます。
丁度行ったときは、
さほど行列もなかったのですが、
帰りには店の前で行列が
できるほどのお店でした。
案内を見ると、今日のイカの
活けつくりはアオリイカだそうです。
少しだけ待って中に入ると、
たくさんの人が食事をしています。
これだけたくさんの人がイカを食べると、
絶滅するんじゃないかと
変な妄想をしてしまいます。
そして出てきた料理がこれ。
刺身をいただいた後は、
げそなど残った部分は
フライにしてくれるとのこと。
ああ~おいしいビールで
腹いっぱい食べたいなあ。
やっぱりイカをいただくのは
運転をしなくていい夜ご飯かなあ
なんて思ってしまいます。
でもいい経験をしましたね。
呼子のイカはしっかりといただきました。
これでもう堂々とイカが好きやねん
と言えますかねえ。
とっくに言ってはいますけど、
呼子のイカも食べたぞと
声を大きくして言えますな。
さあでは、呼子の見学と食事も
これで終わりです。
ここからは帰りの新幹線乗車に向かって、
北九州最後の一日の旅を
続けていくことにしましょう。
呼子のお土産も買い、
まずは目的の一つ、糸島の方に向って
出発していきます。
糸島と言ってもあまりあてが
あるわけではないので、
とりあえずは地域の名産品などを
扱う道の駅を目指して
レンタカーを転がしてゆきましょう。
観光、うまいもの、お土産、
どんな出会いがあるか、楽しみです。
続く
呼子に来て、古民家を
改造した宿に泊まっています。
廊下でこんな写真を撮ったりしました。
そんな宿の裏口にマウンテンバイクが
数台置かれていましたので、
店長にその話をすると、
「ここへきてあちこち見て回るのに
マウンテンバイクがとてもよかったんだ」
とのこと。
自転車乗られますかと聞かれたので、
まあ少しはと答えておきました。
ここで本当のことを言うと、
変人扱いされそうです。
もう今は普通のおっさんですしね。
「今日の料理はとてもおいしかったです。
でも明日はイカも食べてみたいな
と思ってるのでいいとこありますか」
と聞いたら、一軒紹介してくれました。
「いいイカが入っているか、
明日聞いてみますよ」とのこと。
これは楽しみです。
静かな宿で海辺の何となく聞こえる
ざわめき音に抱かれながら、
いい夜を過ごした宿でした。
朝方は、船の出ていく音なんかが
聞こえてこれまた気持ちいい朝でした。
今日は北九州旅の最後の日、
呼子の探索とイカと、
福岡への帰り道での糸島探索を考えています。
さあそれでは朝食に向いましょう。
出てきた料理はこんな感じ。
新鮮な素材と手の込んだ料理には
ほんとに大満足でした。
最近よく、テレビなんかでも、
旅の料理なんかを見るのですが、
もう本当にうまいとしか言いませんよねえ。
火野正平さんも、
心旅の中の食事でいつもおいしい
と言ってましたが、これらは本当は
どうなんだろうって思ってしまいますよねえ。
でもここの食事は、
なんかとっても手間がかかっていて、
ちょっと普通の旅館の料理
という感じとは一線を画してました。
一杯お話もしていい宿泊をしました。
ありがとうございました。
支払いも済ませて、
今日はイカも入っているよと
情報も聞いて、さあ、では今日の旅に
出発しましょう。
まずは昨日地図を見ながら考えていた
「波戸岬」を目指しましょう。
名護屋大橋を渡って進んでいきます。
山の中や海辺の道を通って
進んでいきますと到着です。
ここの港の先っぽには「岬神社」が
あるのでそれを歩いて目指します。
広い公園を抜けていき、
どんどん進んでいくと、
灯台の下に小さな神社があります。
ふつう、神社って高台にあったり
するのにここはもう岬の先端に
ポツンとあります。
きっと海の関係を祈った
大切な神社なんでしょうねえ。
お祈りしてから戻ってゆきましょう。
トコトコと結構な距離を
歩き回りましたよ。
車に戻ったら、次は呼子の七ツ釜の
遊覧船による見学を目指しましょう。
遊覧船の出る時間が迫っているので、
車で急いで向かいましょう。
海岸線をブハーと走って
フェリー乗り場に到着したのが
出発の五分前でした。
ギリギリ間に合って乗船。
七ツ釜を目指して出発です。
七ツ釜とは海辺の玄武岩が
せり出してそれを玄界灘が
洗い流したところ。
岩が入り組んだ形で海にさわられて
柱状節理がとてもきれいな
形になって海辺にあります。
そんな岩場が7つほど存在するので、
こういう名前になっています。
とっても神秘的なところなんだそうです。
この日は少し天気が悪いですねえ。
船は大きく波を立ててすすんで行きます。
はたしてどんな景色が
まっているのでしょうか。
続く