絵を描いたりするときに、
時々細かいテクニックを使ったりする。
細かい部分に線を引くときは、
極細のサインペンを使ったりする。
また生き物の目を描くときなんかも
あの目の白い光の粒をきちんと描くために
ペンを使ったりするのだ。
筆だとくちゃくちゃになりそうやからね。
また、パソコンで絵を取り込んだりしたときには、
細かい部分の線を補正をしたりもする。
まあおおむね細かい部分の修正なんかが多い。
筆ペンも文字を描くときには
いろいろ使うよ。
いろんなメーカーの筆ペンを
それなりに使い分けている。
ちょっと高級なカセットのインクを
入れるような筆ペンも買ったのだが、
これがなかなかインクが
渇いたりして使いにくい。
案外100均で買ってきたペンを
タフに使っている方が、
いい線が出たりするからなんか厄介だ。
いろいろと書くペンについて
ミセスとそんな話をしていた時だ。
ミセスは毎日寝る前に日記を描いている。
1冊につき5年分書けるの日記なのだが、
これがもう二冊目になっている。
そんな日記を描くときに、
ふとペンについて思ったことがあるそうだ。
それは、ミセスは生まれてから
これまで、自分の万年筆を
持ったことがないということだ。
う~ん、生まれてもうン十年、
半世紀以上もあの万年筆の
ペン先を使ったことがないという。
一度使ってみたいなあと言うので、
これを買うことにしました。
まずは文具の文蔵へ見に行こう。
広い店内を歩いて回ると、
万年筆のコーナーが一か所あった。
見てみると、どうも置いてあるのは
高級なペンが多い。
ネットでいろいろ調べてあって、
その目指すやつがどうも
売っていないという。
じゃ、仕方ないなあ、
ネットで買うか。
そうして選んだのがプラチナの万年筆だ。
送られてきたのが、これ。
色はなんと金色で、
これはオリンピック景気だろう。
ミセスの頭の中には
あの金メダルが輝いていたのに違いない。
ペン先はこれ。
インクを入れて書いてみると、
もう少し細字でもよかったかなあ
とかいいつつ機嫌よく書いている。
太いのは太いので万年筆っぽい字に
なるからいいかあなんてことも言っている。
とっくに還暦もこえて高齢者に
なりつつあるミセスの、
これが今年の誕生日プレゼント
なのでありました。