新潟放浪の旅２

賤ケ岳サービスエリアの
「山小屋食堂」でお腹を気持ちよく
膨らませた後は、また進んでいきますよ。

山を越えて北陸道に入り、走ってゆきます。

最近越前和紙を買いに行ったところも過ぎて、
道は日本海沿いを走ってゆきます。
海の風を弱らせる、海岸線の防風林が
気持ちいい道ですね。
昔からそうでした。

気持ちよく進んでいくと、
やがて道は金沢に差し掛かります。
ああ、ここに住所があった時は
いろんな夢があったなあ。
あんなに、山とかで遊ばずに、
もっともっと人生にかかわるようなことを
してたら、ずいぶんと人生も変わってた
やろなあなんて思ったりもしますね。

アルバイトした海沿いの清掃工場、
インベーダーをした喫茶店、
そんな懐かしい景色も楽しみます。

そして、いよいよ道は新潟県の隣、
富山県に差し掛かるのです。



この県に来ると、山手に見える景色が
雄大になってきますね。
アルプスみえるかなあと思いつつ見てると、
それらしいごつごつした山が
何となく見えています。



山は少しあやふやだけど
そんなんだったのですが、
この日は、天気は悪くなかったのですが、
少し湿度が高い感じで、
特に海辺の方は遠くの景色は
何となくぼうっとしていました。
でもまあ、能登半島の方は
見えていた感じです。

大阪を離れて、もう富山湾のふもとを
走っているんですね。

そうして走っているうちに
燃料も無くなって来ましたよ。
車は友達の軽自動車なんですが、
ここまで来ると燃料補給も
しておく必要がありますね。
こちら人間も燃料というか昼飯を補給です。

車に乗って景色見ながら
ゴソゴソ喋ったりしているだけなのに、
ハラってやっぱり減りますねえ。

まあ、この辺の雰囲気も旅なんですけどね。

ではこの辺の名物でも食べましょう。
あちこちで道路工事をしている
北陸道を走りながら、スタンドのある

「名立谷浜ＳＡ」でタレカツを食べましたよ。
これもこの辺りの名物だそうです。

旅に出て二食目ですねえ。
結構ご飯も多くてさすが新潟。
「こしひかり」かもとか言いながら、
ちっともグルメじゃないおっさん２人が
ＳＡの食堂で恥ずかしげな
会話をしています。

距離的にはもう５００キロくらい
走ったかなあ。
気が付いたら新潟県に来ています。

こうして人にも車にも、
それぞれに燃料も入れました。

すべて満タン、いい感じです。

あ、そうそうお土産もぼちぼち
購入し始めています。
ソーメンや氷見うどんも購入しましたよ。

新潟と言えば・・・って考えると
なかなか浮かんできませんね。
まあぼちぼちと探してゆきましょうか。

でもねえ、新潟県って意外に広い。



日本海沿いをずっとずっと
走っててもなかなか新潟市に
近づいてきません。



信濃川が見えてきた当たりかなあ。
ようやく車はぼちぼち高速道路を
降りることになります。

最初の目的地は「三条燕インター」ですね。



最初に行くのは「燕三条駅」です。
少しややこしいですね。
インターの名前と駅の名前の市名の配置が
逆になっています。
最近テレビで放映したブラタモリも
その点にこだわっていましたね。

燕市と三条市がいろんな面で
ライバルであるとともに、
今は協力し合っているという
そんな番組でしたね。

高速を降りたらすぐに駅に到着します。
上越新幹線の駅ですね。
燕市と三条市の市境に駅があります。
駅長室は三条市にあるんですが、
駅の半分は燕市にあるという
状態なんだそうです。

では一度、駅に入って行ってみましょう。

続く