次は、鞍馬寺の毘沙門天立像を、描く。
ところがこの毘沙門さんのいはる霊宝殿は、12月12日~2月末日の間休館ということに気付く。
「紅葉の季節、観光客多いやろなあ。」
と思いつつも、あわてて、晩秋の鞍馬へ。
叡電鞍馬駅から、すぐの鞍馬寺仁王門。
ケーブルカーもあるが、わたしは九十九折(つづらおり)の参道を歩く。
途中、由岐神社など見所もいっぱい。
金堂への階段。
よそから来た人が、
「どうして京都の紅葉は、こんなに真っ赤なのかしら?」
と言ってはったけど、そうなのか。よその紅葉はこんなに赤くないのか。
と反対に発見。
金堂前にある「経塚蓋石」、パワースポットらしい。
鞍馬寺は、狛犬ではなく、あうんの虎。
霊宝殿で毘沙門天をじっくり拝ませていただいた後、引き返さず、もっと奥へ行ってみることにした。
ここからは、本格的な山道。
鬱蒼と茂る木々に神聖な霊気を感じ、険しい山道に修行のお山であることを納得する。
貴船側から登って来られる方は、かなりの覚悟が必要。
せっかくなので、貴船神社にも立ち寄る。
貴船は、「気生嶺」「気生根」からの名前らしく、ご神木の桂の木も、気を生じているかんじ。
神社から貴船駅まで約2㎞の道路も、紅葉がきれい。
仏像拝観のつもりが、ハードな登山になったけど、お山の気は十分いただいた気がする。
叡電「二の瀬」「市原」間の「紅葉のトンネル」は最高!必見!