第15回文化庁メディア芸術祭を見に行くために国立新美術館に行ってきた(3月4日(日)まで開催。入場料は無料です)。

Perfumeが創り上げた東京ドームの『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』のステージ演出と、Perfumeが参加した「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」の映像が審査委員会推薦作品に選ばれて展示されているからだ。

国立新美術館はオシャレな建物。館内の椅子やテーブルも素敵です。
メディア芸術祭のサイトより『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』についての説明文。
「テクノポップユニットPerfumeの、東京ドームワンマンライブにおけるパフォーマンス作品。5万人の観客を前に、バックダンサーもバンドも一切付けずにメンバー3人だけでステージを構築すべく、舞台演出に総合演出兼振付家のMIKIKOをはじめ、映像作家の関和亮、メディアアーティストの真鍋大度や石橋素らが参加。特殊装置による風船爆破や3Dカメラ、画像解析を用いた映像生成など、世界でも有数の最先端のテクノロジーとアイディアを用いたかつてないステージを創造した」
同じくメディア芸術祭のサイトより「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」についての説明文。
「ファッションブランド・NATURAL BEAUTY BASICの一連のキャンペーン企画。テクノポップユニット・Perfumeの楽曲『ねぇ』を採用し、NATURAL BEAUTY BASICのアイテムに身を包んだ彼女らが、ファッションモデルの「ポージング」を取り入れたダンスを披露。TV CMでは、3人がそれぞれの分身と共に踊るパターンが、Webサイトでは3人が一緒に踊るパターンが公開された。異なるアルゴリズムを用いて制作されたダンスのバリエーションは、キャンペーンを超えて話題となった。(6分24秒)」
「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」は映像作品として推薦されているが、『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』はライブパフォーマンスと演出、つまり「ライブ」そのものが芸術作品として推薦されており、作品の作り手は「MIKIKO+Perfume」とだけ記されている。

東京ドームの映像は、「GISHIKI」で3人がPerfumeに嫁ぐシーンと、「Perfumeの掟」での「10人のかしゆか」「あ~ちゃんの風船狙撃」が流れていた。何度も見ている映像が、この国立新美術館で流れて、芸術に触れようとする人たちに見てもらえることがともかく嬉しいし、応援している側から見ると3人が誇らしい。
Perfumeは知っていても、実際のライブパフォーマンスがどのように行われているかは知らない人が多いと思うので、これを機に、ちょっとでも興味を持ってもらえたら素敵だ。

お客さんを楽しませる、という3人とMIKIKO先生の熱意が、こんなところまで昇り詰めたのかと思うと本当に胸が熱くなる。
特に「10人のかしゆか」の映像で、まっすぐに前を向いてダンスするかしゆかの強い目線を見た時には胸が詰まった。
東京ドーム公演が終わった後のラジオの生放送で「(東京ドームでは)全力が出せなくてみんなに申し訳ない」と泣きながら訴えていたかしゆかだが、「10人のかしゆか」で見せていたあの力強い目線は、こんなところまでに届いていたのだ。
重ねて書くが、顧客に向かって裏表なく真摯な姿勢で臨むことがPerfumeの本質であり、魅力の一つだと思う。
かしゆかの真剣な眼差しや、あ~ちゃんやのっちが楽しそうにダンスをして観客を楽しませようとした結果が、今回の作品を創り上げて、芸術の域までに達した。
また、それを指導したのが、3人が売れてからパッと出てきた演出家ではなく、3人が小学生の頃から厳しい指導をしてきたMIKIKO先生だと言う所も非常に考え深い。
『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』という芸術作品を目の当たりし、参加して作品を創り上げた(と言っても許されるよね?)5万人のうちの一人で本当に良かったと思う。
結論。
かしゆか好きっス!

Perfumeが創り上げた東京ドームの『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』のステージ演出と、Perfumeが参加した「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」の映像が審査委員会推薦作品に選ばれて展示されているからだ。

国立新美術館はオシャレな建物。館内の椅子やテーブルも素敵です。
メディア芸術祭のサイトより『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』についての説明文。
「テクノポップユニットPerfumeの、東京ドームワンマンライブにおけるパフォーマンス作品。5万人の観客を前に、バックダンサーもバンドも一切付けずにメンバー3人だけでステージを構築すべく、舞台演出に総合演出兼振付家のMIKIKOをはじめ、映像作家の関和亮、メディアアーティストの真鍋大度や石橋素らが参加。特殊装置による風船爆破や3Dカメラ、画像解析を用いた映像生成など、世界でも有数の最先端のテクノロジーとアイディアを用いたかつてないステージを創造した」
同じくメディア芸術祭のサイトより「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」についての説明文。
「ファッションブランド・NATURAL BEAUTY BASICの一連のキャンペーン企画。テクノポップユニット・Perfumeの楽曲『ねぇ』を採用し、NATURAL BEAUTY BASICのアイテムに身を包んだ彼女らが、ファッションモデルの「ポージング」を取り入れたダンスを披露。TV CMでは、3人がそれぞれの分身と共に踊るパターンが、Webサイトでは3人が一緒に踊るパターンが公開された。異なるアルゴリズムを用いて制作されたダンスのバリエーションは、キャンペーンを超えて話題となった。(6分24秒)」
「NATURAL BEAUTY BASIC 2010 秋冬キャンペーン」は映像作品として推薦されているが、『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』はライブパフォーマンスと演出、つまり「ライブ」そのものが芸術作品として推薦されており、作品の作り手は「MIKIKO+Perfume」とだけ記されている。

東京ドームの映像は、「GISHIKI」で3人がPerfumeに嫁ぐシーンと、「Perfumeの掟」での「10人のかしゆか」「あ~ちゃんの風船狙撃」が流れていた。何度も見ている映像が、この国立新美術館で流れて、芸術に触れようとする人たちに見てもらえることがともかく嬉しいし、応援している側から見ると3人が誇らしい。
Perfumeは知っていても、実際のライブパフォーマンスがどのように行われているかは知らない人が多いと思うので、これを機に、ちょっとでも興味を持ってもらえたら素敵だ。

お客さんを楽しませる、という3人とMIKIKO先生の熱意が、こんなところまで昇り詰めたのかと思うと本当に胸が熱くなる。
特に「10人のかしゆか」の映像で、まっすぐに前を向いてダンスするかしゆかの強い目線を見た時には胸が詰まった。
東京ドーム公演が終わった後のラジオの生放送で「(東京ドームでは)全力が出せなくてみんなに申し訳ない」と泣きながら訴えていたかしゆかだが、「10人のかしゆか」で見せていたあの力強い目線は、こんなところまでに届いていたのだ。
重ねて書くが、顧客に向かって裏表なく真摯な姿勢で臨むことがPerfumeの本質であり、魅力の一つだと思う。
かしゆかの真剣な眼差しや、あ~ちゃんやのっちが楽しそうにダンスをして観客を楽しませようとした結果が、今回の作品を創り上げて、芸術の域までに達した。
また、それを指導したのが、3人が売れてからパッと出てきた演出家ではなく、3人が小学生の頃から厳しい指導をしてきたMIKIKO先生だと言う所も非常に考え深い。
『Perfume LIVE@東京ドーム『1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11』』という芸術作品を目の当たりし、参加して作品を創り上げた(と言っても許されるよね?)5万人のうちの一人で本当に良かったと思う。
結論。
かしゆか好きっス!
5万人の心の粒子で創り上げた結晶が芸術作品となったのでありますっ。
今後ともいち作り手として、Perfume道を貫くであります!(`_´)ゞ
例えば大きなスタジオを用意して同じ事をやって収録しても、この通りにはならないでしょう。
第一、3人のこの表情は出ないです。たぶん。
先端技術の結集とか、そういうこともありますが、ステージと客席のインタラクティブな関係性、それこそがこのパフォーマンスの本質なのです。
二度と再現不能な一回性の芸術。
ああ素晴らしい。
そうですよね。あの空間は私たちが創り上げたんですよね!
私たちのココロの粒子が濃密に流れていたからレーザー光線も輝いたんですよね!
ちょっと文化庁にクレームのメールを…と言うのはウソですがw
会場で「かしぃぃぃゆかぁぁぁぁの目線は世界イチィィィィィィ!」と叫びそうになるのを抑えるので必死になりますた!
anti_makoっさん。
制作者のネームに「MIKIKO+Perfume+涎を垂らして気が狂っている5万人」と書かれれば正解でしたねw
おっしゃる通り、あの芸術的な演出の原材料には「私たちの気持ち悪い笑顔」が含まれていたと思います!Perfumeが創り上げる作品は、本当にファンとPerfumeとのエネルギーが効率よく循環していて、地球にも優しいですよね~。触れる度に気持ちがいいです!