EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。
~どりさまフォットな毎日~



 さて、チャボ&飛鳶(とんび)さんの二回目ですが、今日は少し技術的な話でお送りします。皆さんと同じく、私も理想は撮ってだしです。撮ってだしについては今さら説明は不要かもしれませんが、レリーズした時点で出来上がってる写真のことです。露出補正や色味を現像やレタッチで弄らなくていい写真のことです。しかし色には反射率というものがあって、フレームの中で見せたい色に合わせて露出を合わせるのが大事です。今回のステージではとにかく二人が色さまざまな衣装を10ポーズくらい着替えたでしょうか?その度に露出を変えなきゃいけません。



この写真では、赤いサテン地のブラウスの色を見せたいので-1Ev補正です。見事に肉眼で見たものに近い赤が再現できています。でもそのために白いパンツの色はくすんで見えます。



よっぴさんが天地真理さんのものまねで真っ白なドレスで登場です。白は皆さんご存知の通りプラス補正ですね。今回は+1Ev補正で白いドレスの輝きが再現できました。早替えで即座に露出を合わせるのにいい練習になりました。



今度はタミアキさんが黒づくめで鈴木雅之さんのモノマネで登場です。黒も皆さんご存知の通りマイナス補正です。今回は-1Ev補正で引き締まった黒が再現できました。デジタルは背面液晶でたちまち確認ができるので上達が早いでしょうね。だからフィルムカメラしかなかった時代のカメラマンは凄いと思うのです。私にはまだまだ無理です;;



タミアキさんの鈴木雅之さんに先ほどのよっぴさんの天地真理にアフロのヅラを被せて鈴木清美さんだそうです。ロンリーチャップリンですね。白の衣装に黒の衣装。カメラマン泣かせの状況ですね^^;さてどうしたらいいのでしょうか?答えは簡単で、間をとるんですね。今回は+1と-1の間なので±0でよいわけですね。これは白飛びしやすい空と影になってアンダー気味な山肌とを一緒にフレーミングする時にも用いる方法です。結局間をとるしかないんです。私も単体露出計を購入しましたが、しっかりとスポット測光ができるものにすればよかったかなとちょっぴり後悔してます^^;


EOS 30D/EF24-70mm

さぁ次回はシリーズのラスト、きらびやかなところをUPいたしますね!


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