EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。
~どりさまフォットな毎日~



 ここにいらっしゃってくださる皆さんには既知であるとは思いますが、意外と実践されたことのない方が多いようでしたので、データとして今日は先日のニジマス撮影の写真を再度UPします。

まずはPLフィルタを使用せず普通に撮影した場合。



こんな感じに写りますよね。水面だけじゃなくガラスなんかにも反射して撮影しにくい時があります。デジカメではC-PLという、フィルタが回転枠になっているものを使う人が多いです。ケラレの心配もあるので薄いタイプのものを買う必要がありますが、薄さと回転機構を持つC-PLフィルターはとても高価で購入も躊躇しがちです。でも悪いことは言いません、いい物を購入しておきましょう。自分がメインで使用するレンズのフィルタ径にあわせて購入するのが大事です。それに伴ってレンズの買い増しをする時も今度はフィルター径を揃えておくと荷物が減って合理的かつ経済的です。私は24-70mmと10-22mmが径77mmなのでこの2本は固定です。買い足そうとしてる70-200mmf2.8LISも77mmですから我ながらなんともエクセレントです♪まだ購入もしていないのに我ながら結構笑えます。

回転枠をどの位置で固定するかが疑問ですが、基本は空などを向けて回転枠を回した時、ファインダーの一番明るくなるところと暗くなるところの真ん中辺りに設定するのが良いとされてます。しかし状況によっては効果を緩くかけたいとか、強くかけたいとかありますのでさじ加減はお好みでってことでOKです。今回の撮影の場合、水面を見ながら効果を確認しても、水面自体が大して明るくないので判断しづらいです。だから空に向けて効果のほどを確認してから撮影に臨むのが良いと思います。

PLフィルターを使用した場合



手前の方がまだ若干反射しているのがお分かりになると思います。ですからもう少し強く効果をかけたいですね。ファインダーが暗くなる方へ枠を回転させます。



これくらい効果がかかっているとまるで水の中を泳いでるんじゃなく、宙を泳ぐようです。できれば2枚目のように水面に波紋のようなアクセントがあるといいですね。

あと今回の撮影でやっていることは流し撮りです。PLフィルターのお陰で水面の反射は除去できましたが、その分画面は暗くなりSSが長くなっています。泳ぐ魚を固定して撮影していては被写体ぶれの写真を量産してしまいます。ISOを400(もっと上げてもいいと思う)まで上げて、被写体に追従させながらレリーズしました。

あと現像の段階では、再度を強める、コントラストを高くする、シャープネスをかける、緑を明るくするなどしています。デフォルトでは結構眠かったのですよね~。

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