EOS Kiss D初代からのデジイチフリークが、30D購入で深みにはまって写真三昧な毎日を送っています。
~どりさまフォットな毎日~




RICOH Caplio GX100

 遠くから眺めるとこれ以上美しいものなんてあるのかと思うほど日本人にとっては特別な存在の富士山。しかしひとたび踏み込もうものなら生きることを許されないほど厳しい世界なのです。

片山右京さんたちが遭難した事件では結局同行の二人が凍死した状態で発見収容されました。山での遭難を題材とした映画を何本か観たのですが、その時の判断が正しかったのか間違っていたのか、後になって必ずいろいろと語られることになります。三人総倒れの結末よりは一人助かったので良かったという見方も出来ます。しかし、生存と死亡とのギャップがあまりにも大き過ぎるのがやはり気になります。せめて片山さんが担がれて下山したとかなら同情もされると思うのですが、かなりしっかりとした足取りで下山されているのを報道されていました。事故の原因を考えてみましたが、やはり富士山をなめてかかってたとしか考えられません。冬山登山の経験値の違いが生死を分けたと言えると思います。となると、リーダーたる片山さんの計画に無理があったと断言できると思います。途中片山さんが6合目に二人を残し、8合目まで単独で登ったそうです。6合目が安全でなかったのにです。自身のスキルに大いに過信があったと思えます。登山に大いなる憧れがある私には衝撃的な事件でした。

お亡くなりになられた二人のご冥福をお祈り致します。あの事件から片山さんはどうやって立ち直られるのだろうか?私自身をその立場に置き換えて考えてみましたが、皆目見当もつきません。。。

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