伊澤屋

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『機動戦士ガンダム サンダーボルト』 アニメ第1期第4話(最終話)及び全話 所感

2017年03月28日 20時54分01秒 | Weblog
最終話及び全話通しでの所感である。


圧倒的な映像美と、演出しない正直な胸糞の悪さの表現と見れば良いのか。
原作でのイオを初めとする面々のほんの一部コミカルな人となりをほぼ全てカットしたのは結果成功
だったと言える。 直接対面したイオの言動に対するダリルの感情表現は原作よりも生の人間らしい。

原作では抑え気味だった、宇宙篇でのダリルとカーラのロマンス?が本シリーズでは少々盛り過ぎだ。
逆説的な嫌悪感を覚える向きが生じるのも作る側は計算づくとしてもこれは原作のままの方が良い。
戦争は慈善事業や福祉事業じゃねえ~~!という主張ではジオンの技術陣やイオの方が通常っぽい。

…その周辺の線引き、割り切りができなかったつまりは人間性過剰だったカーラが最後に廃人になった
のは悲しい位自然な流れだった。こうなって当然だ、と。


第2期でとても期待したい事なのだが、ジオン残党の偵察機パイロットのジャニス・ハラウェイは作画上
実在のグラビアアイドル兼暴露漫画家のあさの☆ひかりに顔を似せたらとてもキャラが生きると考える。

第2期。自分は原作ファンなので事前のネタ暴露を防ぎながら万全の態勢で観たい。