私の母は39歳で総入れ歯になったという程歯性が悪いので、当然私もそのDNAが入っているようで、子供の頃から歯医者通いは欠かせませんでした。
乳歯から永久歯になる時真っ先に生える大臼歯も、あっと言う間に虫歯に。。。。
当時の歯医者って怖かったです。歯の痛みに我慢に我慢を重ねて、「これ以上ダメデゴンス」迄がんばったせいか、治療がそりゃ~拷問でした。
先生は「ええか、こぶしを握って、我慢せえ!」と一喝して治療開始。
アマルガムで埋めたと思います。終わった時は、握りしめたこぶしが開かなかったのですよ。
それに比べて、今時の歯医者って、ちょろいちょろい(^^ゞ
痛くも何ともないのです。何せ、麻酔が発達したお蔭で、治療がグンと楽になりました。
結局小学6年生の時初の治療をした奥歯は、経年劣化に耐えられず、抜歯となったのは、かれこれ1年前。
で、部分入れ歯にしてもらったんですが、これがビミョ~に違和感がある。何と言おうか、常に、歯茎に薄い飴ちゃんを入れているみたいで、ついでに、これが取り外し自由自在って事は、ちょっと粘る物を噛むと浮くのですわ。
すると歯茎と入れ歯の間に物が入る。気になる。家だったら、すぐ外して洗浄できるけど、外出先では、流石にできなくって、友人とのお喋りの間中歯茎に留まった「黒ゴマ」が気になる始末。
だから、「入れ歯じゃなくてインプラントにしましょう」とアドバイスして下さったのに、怖がりの私は、「いいえ!結構です」と逆らったのでした。
まあ、プロのアドバイスは素直に聞くのが正解ですわ。
今日覚悟を決めて行ってきました。
まず歯茎を切開して、そこにネジを埋めるんです。その上にニセモノの歯をセットすると、あ~ら不思議丸で自分の歯のように見えるのですって。
今日はその第一段階、「ネジ埋め作業」っす。
まず、奥歯の所に塗り薬の麻酔薬を塗ります。で、2分放置。次は注射の麻酔。
「ちょーっとちくっとしますよ~」「ふわい」(何しろ口を開けているので返事ができません)
なのに「痛かったらおっしゃって下さいね」「ふわい」(口開けてんのに、どうやって言うんだよっ!)
歯茎に何やら、細い縫い糸をチクリチクリと刺す感覚はあれど、「痛いです!」と言う程でもない。
麻酔が終わり、いよいよ「歯茎内に柱を埋め込みます」
先生「痛かったらおっしゃって下さいね」「ふえ・・・」
ドリルの音が頭蓋骨内に響きますが、痛くは無い、無いけれど、くすぐったくて、くすぐったくて、ちょっと笑ったら、先生ただちに治療を止めて、
「ど、どうしましたか?」
「すみません、何だかくすぐったくて、思わず笑ってしまいました」
なんじゃ、ソラと言いたかったんでしょうね、あ・・・そ・・・とばかりに治療開始。
もうこちょばいいて、こちょばいいいて、えへらえへら笑っていたら、先生は
「あ、変な患者」と思ったかして、私のえへら顔を無視して、どんどん治療を進めて行くのです。こちょばいいいいいい・・・・
奥歯のホネに何かが入って行きます。それは分かる、分かるけど、ちょっと痛いけど、子供の頃の歯の治療に比べると、「ヘでもありませぬ」
イメージですが、これは歯茎に、ネジネジ釘を入れて、頭をプラスドライバーでぐりぐりと閉めこんでるんじゃないかなあ。
で、歯肉縫ってお終い。
私目は閉じていて、想像しているだけですが「ポンコツの自動車」になった気分でした。
この間僅か20分。先生折角麻酔をしてくれているんだから、治療の途中で「痛いですか?」「痛くないですかぁ」って聞かないで!
痛くもないのに、「ひょとして、他の患者さんは、ここらで『痛い!』と言うのかなと、あらぬ想像をして、それで、『私はひょとして、我慢してるんだろうか?』と余計な事を思うのです」
痛い時は言うから黙って治療して~と何度思ったことか。
その後レントゲンを撮ったら、歯茎に見事に2本の「アテネのパルテノン神殿の柱」みたいなのが立っちょりました。
治療が終わり、助手さんが冷たいお水とお薬一錠持って来て、
「お疲れ様でした。お薬一錠だけ飲んでお帰り下さい」と言われ、薬を喉に放り込み、水を飲んだら、麻酔が効いているせいで、口が閉じなくて、水がだらだらと片方から流れまして、恐縮しまくり。
ま、後5~10年もしたら、私も老人ホームでエプロンびちゃびちゃにして食事するようになるだろうから、予行演習と思ったらいいのかな。
ちなみに孫っちに、エプロン要らなくなったら、頂戴ねと約束してあります。
明日は傷口をチェックして、3週間後に抜糸。3か月後に又歯肉を切り裂いて、ニセモノの歯を被せるフタを作るらしい。
遠い遠い工程を終われば、半永久的に「自分の歯のように使えます」な歯になるそうです。
それでも、インプラントが具合悪ければ、私は加藤一二三さんのように「歯無し」で行きます!これほど、口の中に人工物が入っているって事は(インプラントはわかりませんが)物凄くウットオシイ。
頭痛肩こり、目がしょぼしょぼ、ヒトの体って「気になる所がある」と言うのはほんまに苦痛です。
乳歯から永久歯になる時真っ先に生える大臼歯も、あっと言う間に虫歯に。。。。
当時の歯医者って怖かったです。歯の痛みに我慢に我慢を重ねて、「これ以上ダメデゴンス」迄がんばったせいか、治療がそりゃ~拷問でした。
先生は「ええか、こぶしを握って、我慢せえ!」と一喝して治療開始。
アマルガムで埋めたと思います。終わった時は、握りしめたこぶしが開かなかったのですよ。
それに比べて、今時の歯医者って、ちょろいちょろい(^^ゞ
痛くも何ともないのです。何せ、麻酔が発達したお蔭で、治療がグンと楽になりました。
結局小学6年生の時初の治療をした奥歯は、経年劣化に耐えられず、抜歯となったのは、かれこれ1年前。
で、部分入れ歯にしてもらったんですが、これがビミョ~に違和感がある。何と言おうか、常に、歯茎に薄い飴ちゃんを入れているみたいで、ついでに、これが取り外し自由自在って事は、ちょっと粘る物を噛むと浮くのですわ。
すると歯茎と入れ歯の間に物が入る。気になる。家だったら、すぐ外して洗浄できるけど、外出先では、流石にできなくって、友人とのお喋りの間中歯茎に留まった「黒ゴマ」が気になる始末。
だから、「入れ歯じゃなくてインプラントにしましょう」とアドバイスして下さったのに、怖がりの私は、「いいえ!結構です」と逆らったのでした。
まあ、プロのアドバイスは素直に聞くのが正解ですわ。
今日覚悟を決めて行ってきました。
まず歯茎を切開して、そこにネジを埋めるんです。その上にニセモノの歯をセットすると、あ~ら不思議丸で自分の歯のように見えるのですって。
今日はその第一段階、「ネジ埋め作業」っす。
まず、奥歯の所に塗り薬の麻酔薬を塗ります。で、2分放置。次は注射の麻酔。
「ちょーっとちくっとしますよ~」「ふわい」(何しろ口を開けているので返事ができません)
なのに「痛かったらおっしゃって下さいね」「ふわい」(口開けてんのに、どうやって言うんだよっ!)
歯茎に何やら、細い縫い糸をチクリチクリと刺す感覚はあれど、「痛いです!」と言う程でもない。
麻酔が終わり、いよいよ「歯茎内に柱を埋め込みます」
先生「痛かったらおっしゃって下さいね」「ふえ・・・」
ドリルの音が頭蓋骨内に響きますが、痛くは無い、無いけれど、くすぐったくて、くすぐったくて、ちょっと笑ったら、先生ただちに治療を止めて、
「ど、どうしましたか?」
「すみません、何だかくすぐったくて、思わず笑ってしまいました」
なんじゃ、ソラと言いたかったんでしょうね、あ・・・そ・・・とばかりに治療開始。
もうこちょばいいて、こちょばいいいて、えへらえへら笑っていたら、先生は
「あ、変な患者」と思ったかして、私のえへら顔を無視して、どんどん治療を進めて行くのです。こちょばいいいいいい・・・・
奥歯のホネに何かが入って行きます。それは分かる、分かるけど、ちょっと痛いけど、子供の頃の歯の治療に比べると、「ヘでもありませぬ」
イメージですが、これは歯茎に、ネジネジ釘を入れて、頭をプラスドライバーでぐりぐりと閉めこんでるんじゃないかなあ。
で、歯肉縫ってお終い。
私目は閉じていて、想像しているだけですが「ポンコツの自動車」になった気分でした。
この間僅か20分。先生折角麻酔をしてくれているんだから、治療の途中で「痛いですか?」「痛くないですかぁ」って聞かないで!
痛くもないのに、「ひょとして、他の患者さんは、ここらで『痛い!』と言うのかなと、あらぬ想像をして、それで、『私はひょとして、我慢してるんだろうか?』と余計な事を思うのです」
痛い時は言うから黙って治療して~と何度思ったことか。
その後レントゲンを撮ったら、歯茎に見事に2本の「アテネのパルテノン神殿の柱」みたいなのが立っちょりました。
治療が終わり、助手さんが冷たいお水とお薬一錠持って来て、
「お疲れ様でした。お薬一錠だけ飲んでお帰り下さい」と言われ、薬を喉に放り込み、水を飲んだら、麻酔が効いているせいで、口が閉じなくて、水がだらだらと片方から流れまして、恐縮しまくり。
ま、後5~10年もしたら、私も老人ホームでエプロンびちゃびちゃにして食事するようになるだろうから、予行演習と思ったらいいのかな。
ちなみに孫っちに、エプロン要らなくなったら、頂戴ねと約束してあります。
明日は傷口をチェックして、3週間後に抜糸。3か月後に又歯肉を切り裂いて、ニセモノの歯を被せるフタを作るらしい。
遠い遠い工程を終われば、半永久的に「自分の歯のように使えます」な歯になるそうです。
それでも、インプラントが具合悪ければ、私は加藤一二三さんのように「歯無し」で行きます!これほど、口の中に人工物が入っているって事は(インプラントはわかりませんが)物凄くウットオシイ。
頭痛肩こり、目がしょぼしょぼ、ヒトの体って「気になる所がある」と言うのはほんまに苦痛です。