「糖尿病」と言えば、少々血糖値が高くても、自覚症状の無い病気だ。
そして、自覚症状が現れる時は、もうアカン期だと聞いていた。
うちは、夫が、「石部金吉のような頑固者で、兎に角仕事第一主義」だった。よって、健康診断なぞ「気になれば行く」と、いくら勧めても行かない人だった。
毎年7月、夏になる前に決まって、腕の内側付近に大量の「赤いぶつぶつ」が出来て、それは、痒いので、掻き毟る替りに「ライター」で炙っていた(オヨヨ
で、42歳まで、がむしゃらに働いた。
が、その時私に、唐突に「人間ドックに行って来る」と言って、出かけたら、紹介状を持って帰り、「再検査」とあり、近所の病院で「肝硬変の末期」と診断され、即入院。
お酒もたばこも飲まないのに?夜9時に寝て朝6時に起きて、一日の大半を仕事してるのに?どうして?
社長の具合が悪いと評判がたつと、仕事が途絶える非情な社会である。
夫入院中は、外出している事にして、私は、朝昼晩入院先に、伝言を伝える伝書鳩だった。随分ふとっちょの鳩だけど(^^ゞ
なので、我が家は、夫の残した医療機器、それも病院にあるようなのが色々ある。
息子は最新鋭の糖尿病チェッカーを買った。私は夫のを使った。
軽い気持ちで針を挿したら「もんのすげえええええ!」痛かった。それに懲りて、最新式購入。少量の血液で検査できる。
前回空腹時に300越えだった血糖値。
今朝測ると「170」ほぉ・・・ヒトの体って、薬でどうにもなるもんだね~と感心している。
食後は「250」位迄上昇するけど、次の時間の空腹時には上と同じ位の値である。
運動は・・・お散歩以外しないけど、これで5000歩弱。
やはり合併症が怖いから、これからも、一日1300キロカロリーを死守して、出来れば、あの世へ行く迄元気なおばあちゃんでありたいな。
というものの、今度は「膝の痛み」に難儀している。曲げ伸ばしの時、関節が、うまく噛みあってないような気がして立ち上がるだけで10秒はかかるわ。
5年位前、やはり膝が痛くて近くの整形外科を受診したら、「膝の水を抜いて、ヒアルロン酸を注射」これを延々やって、結局毎週膝が「ぶっくり」膨れたものだった。
もうあんな治療は嫌だ!とグーグルをさ迷うと「膝の痛みには『バイオセラピー』」とな。
近所の医院もやっているやん?
でも、自費だから、高い。膝痛なんて、どうせじじいとばばあがおも(主)だから、自費でふんだくろうと思ってるんだろうか。そんな、気前よく払える額じゃないし、何より「効果が無いこともある」ってさ。
何十万何百万も払わせて、その言いぐさはなんだ!ちゃぶ台ひっくりかえすぞ!あ、病院にちゃぶ台は無いわな・・・・
一難去って、また一難。