余り苦言は呈したくないけど、何だか後味の悪い処置だったな。
カトウ選手は、ボールをコートの外に出そうとして、後ろを見ずに打った。
そのボールがボールガールの頭部に当たった?
でも、それは、そんな強烈な球ではなくて、コート外に出す目的だったので、頭に当たったからと言って、悶絶する程でもなかったように見受けられる。
なのに、ボールガールは泣きじゃくる。カトウ選手は、ボールガールに駆け寄り「ゴメンね、痛かった?」みたいに話しかけているように見える。
これが外人だったら、オーバーなジェスチャーで、抱きしめたりして「あーゆーおーけい?」なんて言うんだろうけど、日本人はそういうの苦手だもの。
声かけるだけで精一杯だったんだろうな。
審判も故意ではないと判断して「注意」で済ませたのに、相手のチェコとスペインの女性が、猛抗議をして、ボールガールは泣いているじゃないか、怪我もしている、血も出ていると審判にくってかかった。
「血」出てたか?なら、手当くらいしたらんとアカンのとちゃうか?ボールガールはすっくと立って、滂沱の涙を流していただけじゃん。
審判が注意で収めたのに、チェコとスペインのコンビは、何故それに被せるように審判にくってかかったんだろうね。
最近世界中で、日本人の活躍が凄いので、他の国の選手がヤキモチ焼いたんじゃないかしらねえ。
あんなボールで、あんだけ泣けるんだから、オオタニさんの足に当たった剛速球なんて、即失格モンだわ。
それにしても、後味の悪い試合だった。純粋にスポーツで勝負するならまだしも、「チクル」のはスポーツマンシップにかけるぞ。
ま、強すぎる日本人選手がターゲットにされるのは、仕方の無いことなのだろうか。