私は買った毛糸は、必ず「ろう」を通して、巻きなおして使う。
何故なら、買ったまま使用すると、途中で「さらっと結び目があって、糸が繋いであったり」とか「途中で糸の締まりが悪くて、ぼやけていたり」と所詮大工場で、機械的に巻いてある毛糸しか使用しないもので、そういう「ニッターにとって、一番ムカツク事」に出くわすからである。
でも、これがね~案外大変なの。今は「コットンのストレッチヤーン」を巻き直しているのだけれど、そんなに安い毛糸じゃないんだけど、「コブ」があったり「やわやわ」になってたりと、ストレス溜まりまくり。
思わず巻き取り器に当たりちらして、巻き取り器の上の筒が、すっ飛んで行って、落下する事多々である。
巻き取る間つきっきりなのは仕方が無い。けれど、せめてスムーズに遅滞なく、美しいままで最初から最後迄巻き取らせて欲しいと願うの。
巻き取るのも案外力が要るし、右手だけ「シオマネキ」みたいになりそうだもの。
ここに台があれば、巻き取り易いんだけどな~と思いながら、仕方なく「ハイチェア」を持ってきて、もう少し高さが欲しいと、その上にアマゾンの段ボールを乗せて高さを取り、糸巻器と巻き取る毛糸を平行にするべく苦心している。
なので、編み物部屋では、毎日盛大に「物が落ちる音」がするのが「非常に五月蝿い」らしい。
息子に、赫々然々と説明すると、暫く考えて・・・
「要するに、ここに玉巻器と同じ高さで棚が欲しいねんな?」
「うん、でも、ドアの前じゃん?棚作ったら、開け閉めでけんしな、せやから奥からハイチェア持ってきて、段ボール箱乗せてつこてんねん。で、転げておっきな音が鳴るから、『雷やら、おかあさんの落下音やら分かれへん!』って言われるねん」
「そっか、毛糸巻く時だけ要るねんな、で、後はドアの開け閉めの邪魔になるねんなあ・・・ウーム」と何か考えてくれてた様子。
今朝、「マキタの大工道具」を持ってアトリエ部屋に籠り、暫くたって
「でけたで」「へ?何が?」「棚や」「ふ~~ん」と見に行ってみたら、
こんな事になっとりました。で、これを必要な時だけ
こうやって立てるんですて。
すると、糸のまき直しもストレス無し!ま、見張ってなきゃいけないんですが。
折りたたみテーブル
機嫌良く動いてくれてます。
私は、手持無沙汰でございますよ。
でも、これで糸巻き巻きが、一段とラクチンになりました(;^_^A