だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

名案?迷案?

2024年07月18日 | 日々の暮らし
私のスマホに電話がかかって来る事は殆ど無い。
家族との連絡は、主にラインのテキストだし、友人とのラインもテキストである。

でも、3日前位だったか、滅多に鳴らない電話が鳴った。それこそ、どうやって電話に出るかも忘れているものだから、慌てて「切る」を押したほどだ(;^_^A

暫くして、又同じ番号から電話があった。

それは、私が持つカード会社からで、何かと思えば「カードに付帯する入院保険に入らないか」というお誘いの電話だった。

殆どのこの手のお誘いは、普通郵送でくるのに、この会社は手あたり次第電話する作戦なのかしらん?

若い(であろう)甲高い声で、はきはきと答えるお姉さん、くっそ暑いなかご苦労はんどす。あ、きっとエアコンぎんぎんにかかっているから暑くは無いのかなあ等と空想しながら、ふんふんと相手の話を聞いて、聞き終わった所で、

「えっと、お言葉を返すようですが、私先月大手術をしたのですよ。それでも入れますか?それだったら、有難いので、是非お願いしたいです」と言ったら、途端に今迄のハキハキ声はどこへやら、声のトーンが落ちて、

「そ、そうですか。それは・・・・い、一年か2年後には加入できますよぉ」と言うので、
「あら~残念です。入れるなら入りたかったですぅ」と電話を切った。

そして、今日まーた同じカード会社の保険係のお姉さんから電話。
「カード付帯の保険の事ですが・・・」

「あ~、それ、この前断られちゃいましたよ」

「それは承知しております。でも、無保険はやはりご不安でしょうから、私共も何とかお力になりたいと思いまして、色々検討した結果、【がん保険】は如何でしょうか?ガンになりますと、高額ですので、保険があると安心ですよ~」

「うーむ・・・今更ガン保険ってね、多分なったら、なった時の事ですし」と言ったのに、テキは引き下がらない。

そこから「入る」「入らない」と10分位やりとりをして、私はスマホを持つ手が痺れてきたほどだった。

「ご検討いただけませんでしょうか」と言うので、やんわりとお断りをしたのだった。

という話を夕食の話題で取り上げ、
「で、私はガンになるかどうかって、分からないし、今更保険で助かる程の手術はしたくないですとか何とか押し問答して疲れたわ」と言ったら、

娘が、
「そんな時はな、うーんと、どう言えばいいかな。そや!

うちは、先祖代々殆どがガンで死んでますけど、それでも入れますか?て聞いてみるっちゅうのはどない?だそうで。

咄嗟にそんな機転の利いた事よう言いませんわ(;^_^A