だっくす天国+わくわくハンドメイド

ダックスが好き、編み物も好き

R災は激混みでした

2024年07月05日 | 病気あれこれ
昨日診察に行ったR災、「ここは心斎橋か!?」と思う程ごったがえしておりました。

診察の前に、個室に呼ばれて心電図を撮り、階段昇降をやるんですが。私の番号4桁でした・・・

それを「ひよこの選別をするように」見事な連携プレーで捌くスタッフさん。

数分も待たずに呼ばれ、個室に入ると、言いにくそうに、

「あの、ダメでしたら、断って頂いてもいいんですけど、今日看護学生が来ているのですが、見学させて貰ってもいいでしょうか。いえいえ、嫌だったら、そう言っていただければ・・強制ではありませんので」だそうで。

何故こんなにも遠慮がちに言うのかしらね。私は、手術の時にも「万が一の時臓器移植は拒否ですよね?」と聞かれて「いいえ、こんなビンテージ物でも良いならいくらでもどうぞ」と言ったので、見学位何ともないですけんど。

嫌ですと言う人が居るんですね。と帰宅して子供達に問うと「そらそうや、何の得にもならんし」なんて言うので、

「でも、このフルぼけた肉体でも提供したら、今後の医学の発展に貢献するやもしらんやん?それはソンとか得っちゅう話ちゃう」なんてディベートしたもんです。

思い起こせば、末っ子を産んだのが「母子センター」でした。しかも妊娠5か月位で、エコーにアカンボよりも場をきかせている謎の黒い物体がありまして、医師も「これは卵巣ガンかもしらん」なんて言うのですよ。

そこから、医師も私も、何とか出産迄その黒玉を育てて、出産後に即摘出という計画が立てられ、陣痛とか、お印なんてのは全くない時期ではあったものの、アカンボも「推定3500g」あるので、明日産みましょうと言われ、お産セットを車に入れて一人で運転して病院へ行ったのです。

そこで、やはりおずおずと可愛いお嬢さんが二人「看護学生です。内診させて頂いても宜しいですかぁ?」と言うのですよ。

こっちは促進剤打たれてたので「あ、いいですよ、いいですけどね、ちょっと痛みが引く迄待ってね、はい、どうぞ」なんてのを、学生が来る度に、何十回やったか覚えちゃおりません。

でも、これも、学生の実習になるのかと思えば、彼女達の為にもサンプルに徹しなければと思って、痛みの合間合間に「どぞどぞ」とやったのです。

無事出産して大部屋に戻ったら、先に出産していたお隣の人が、

「何グラムやったの?」「えっと、3602やった」
「まあ、あなたみたいな小さな人が良く頑張ったね」と褒められ、

「でも、間で看護学生が入れ替わり立ち替わり内診に来たのはマイッタわ」と言ったら
「まあ、いちいちOKしたの?私は全部断ったわ」

なんですと?そっちが主流なのしらん?

あんまり相手の立場ばっかり考えるのはイケナイのでしょうかね。でも、私は間違っていない!
あの時の看護学生さん達もう立派な看護師になられているでしょうか。