遊歩道からグラウンド迄、今クローバーの白い花が、一面に咲いている。
幼い頃、これを集めて「かんむり」を作ったものだ。あの頃、楽しかった事は、大人になったら一切興味無しになった。
大人になると言うことは「楽しい事が少しづつ減少して行く」と言うことかな。
ゴム飛びだったり、縄跳びそれに、小川でメダカをすくうのに夢中になったり、何が楽しかったのか、分からない。ただ私の幼い頃は、ネットもテレビも無かったので、自然にあるもので遊ぶしかなかったのだ。
そんな頃、四葉のクローバを集める事に情熱を燃やす友人がいた。
彼女はクローバー畑に入ると、クローバーの群れをじーっと凝視して「あった!!」と言うと、さっと4葉のクローバーを摘むのである。
「なして、よつばって分かるん?」
「よつばがね、『お願い私を見つけてって言うんよ』」
なんて言うものだから、ホンマカイナと思いつつ、私も白いじゅうたんのようなクローバー畑で一緒に座りこんで、探したものだった。
友人から貰った四葉のクローバーは本の間に挟んで押し花にして、それを、何と高校生になった時の「コンサイス」という英語辞書に挟んでいたのだから、私は、昔からモノモチが良かったんだろう。
それは、とっくに赤茶色になっていた。
今一日一回だけお散歩する公園にもクローバーがある。フクが立ち止まって、クンクンしている時、私は目を凝らして、クローバの群れを見る。
うつむいてクローバーを見ていると、目の玉が落ちそうになる。
緑の絨毯だから、目にはいい筈なのに、最近、目がしょぼしょぼする。。。
そして、とうとう、ようやく、やっと、見つけたのである四葉のクローバ💛
小学生時代のあの子に伝えたい。
もしもし、人生の黄昏に入ったけど、元気にしている?私もクローバー見つけたよ~って。
しかし、あの子の名前も顔も覚えていない(;´д`)トホホ
彼女の赤白のチェックの箱ひだのスカートと、緑のクローバ畑、二人で夢中で探したクローバー、小学校低学年の時の、大昔の思い出でおます(;^_^A
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