健康診断

ヒトは行かないのに、犬だけはきっちり半年毎に健康診断に行く。

「フク！おいしゃしゃんに行くよ」

「え・・・ボクチン消毒臭いとこイヤです。マッハの速さで尻尾降るから勘弁して下さい」

「あんた、四の五の言ってたら、又ママに首根っこ捕まえられて、キャン！って言う事になるわよ、さっさと行きなさい」と後ろから囁く先輩ワンコ。



オネエ車で獣医さんに到着。美人の先生を見て、思い出したのか、「借りてきた猫」のような犬になっとる。

半年で、体重は４００グラム増えて、６７００グラム

をを、最早「ミニチュアとは言えない」どっしりサイズになってしもた。

町を歩いていると、見知らぬ人から「かあいらしいねえ」と言われるけど、その内それに「それにしても大きいですねえ」が加わるんかな。

獣医さん、心臓の音を聞いたり、足を握ったりと色々して下さったけど、特に悪い所は無いそうだ、一安心だ。

「所で、半年前に頂いたフィラリアの薬が来月切れるのですが」と言ったら、「ああ、やっぱりね～１２月位迄蚊が活躍するので、続けて下さいね～」と言われ、一錠2500円を2個貰ってきた。。。。

まあ、ヒトは噛まれたってフィラリアにはならないのに、ワンコだけなるのかねえ？ヒトはキンカン塗っただけで我慢しているのに、ワンコもやはり痒いのかな・・・

公園に行くと、やぶ蚊が一斉に毛が生えていない腹回りに群がるので、ここはプクチュケの為に大枚をはたこう。

美人の獣医さんに撫でまくられて、緊張マックス、いい匂いにうっとりしながらも、相当気が張っていたのか、帰宅後ばったり倒れて爆睡。



どこかに足をかけていないと「転がる」ので、最近は私の椅子の下でこんな恰好で寝ている。お見苦しいことで