私は末っ子を高齢出産で産んだ際、医師から
「あなたみたいな小さい体で、こんなに大きな子が産まれるのは、糖尿病の疑いがある」と言われ、検査の結果見事に
「妊娠性糖尿病」と判断され、妊娠中にも関わらず「インシュリンの打ち方」なんてのをオススメされた。
しかし、私は自分で自分の体に注射するのが、憚られて、出産後も「血糖値が高ければインシュリンします」と言って逃れた。
以来、ずーっと「境界型糖尿病」と言われたのに、まあ、甘い物を避ける程度で、それより、仕事、夫の看病で、己の自己管理をする時間が無かった。
そして、今に至るのである。
それでも、血糖値は140~170位で来た。でも、2年前の検診の時血糖値が高いと薬を処方された。
帰宅してそれを1錠飲み、すぐに銀行へ行き、帰り道で、急に気分が悪くなり、吐き気、めまい、動悸、、、ま、マズイ、なんじゃこれは? 何か変わった事したっけと、ふらつきながら考えて「薬飲んだから低血糖になったんじゃないか?」と思って、セブンイレブンで「甘い飲み物」を買って、その場で飲んだ。
漸く落ち着いたけれど、もうバスに乗る気力は無く、タクシーで帰宅、そのまま寝込んでしまった。
その時の薬が「グリペンクラミド」だった。
これは、一気に血糖を下げるんだそうだ。すぐに医院に行き、医師に抗議したら、
「あ、そ、なら飲まんとこ」で終わり(くそ・・・
でも、その医師は、その後すぐに閉院、ナンデ?なんで~~?
今近所の評判を聞き、遠くの内科に行っている。
今迄検診でひっかかったものの、何とか「境界型」を死守していたのに・・・先日血糖値を測ったら、
すご!いつのまに!?? で、この日は土曜日の夜、翌日測っても200代、その翌日は祝日、で、火曜日漸く病院へ行った。
先生びっくりして血液検査をして下さった。
「こら、立派な糖尿病やね。ついでに検査の値が全部悪い。ようするに・・・」と一呼吸置いて「食べすぎや」(@_@;)
「いいえ、ちゃんとカロリー計算しています!」と言ったけれど「結果が全てや」ですて。
「お薬出しましょうね」
「先生、実はこうこうで、一度外出先で低血糖になって、エライ目にあいましたので、薬は怖いです」と訴えたら、
今は色々な薬があって、以前私に処方された薬は「何が何でも血糖値を下げます!」なる薬だそうで、今回処方されたのが、コレ。
これは、「飲んでも、『あ、血糖値高くないな』と思ったら、何の作用も無いし、『あ、上がったなと思ったら下げてくれる』んやから、安心して飲んでな」と言われた。そんなカシコな薬があるんかいなと半信半疑で帰宅。
今朝食後1錠飲んだが、めまいとか動悸、ふらつきも全くない。医学は日進月歩やねんな~ありがたやありがたやと思いつつ昼食を食べ、夕食前の空腹時に血糖値を測ったら、やはり高い。
まあ、一錠で平常値になる方が怖いわと娘に笑われたんだけど、とうとう「境界型」が取れて、ただの「糖尿病」になってしもた。
カロリー気にしているのに、お散歩もしているのに、まあ、産んだ際に、医者に
「食事療法がんばります。なので、インシュリンしません!」と啖呵を切った時「そなこと言うても、10年もしたら、本物の糖尿病になるわ」とせせら笑われたけれど、10年以上「境界型」だったんだから、もういいや~~(^^ゞ
ま、ぼちぼちがんばりましょう。