若い頃から、入院はお産だけ、あ、3年前に外反母趾の手術したな・・と言う位「虚弱に見えて、実はあまり深刻な病気」になった事のない私だけど。
今は、仕事と編み物は老眼鏡必須だし、外出する時は、軽い近視眼鏡必須である。
これが無いと、スーパーの値札が見えない。裸眼で行って、商品の所でバッグからごそごそ老眼鏡を出すのが恰好悪いと思って作った。大変重宝している。
一つ難儀な事を挙げると「食事時」である。私は「1m×2mのテーブルの短手」に座っている。真ん前にテレビがある。
裸眼だと、テレビは見えても、食事のご飯が、お粥に見える、つまりぼやける。老眼鏡をかけるとごはんははっきり見えるがテレビがぼやける。
又、パソコン作業している時、チャイムが鳴ると、ついつい立ち上がって、眼鏡をかけたまま階段を駆け下りようとして、犬を蹴っ飛ばすわ。何かに躓くわと、散々である。
ワンコ仲間のおばあちゃま達も白内障手術されている方が多い、なので尋ねる。
「どうでした?」
「ん?よーう見えるようになったでぇ」
「え?あちこち良く見えますのん?手術代は?どの位入院されましたの?」
「オカネはちょっとでええし、手術もあっと言う間やで。あんたもやったらええやん」
「レンズは単焦点ですか?多焦点?」
「そんなややこしい事は知らんけどな、医者がええっちゅうモンを入れたらええねん」だそうで。
又他のおばあちゃまは「2焦点にしたら、うちの犬がな、『ブチ』に見えて困ってんねん」とな。
はて、愛犬はピジョンフリーゼの真っ白君なのに、ブチに見えるとは?
白の犬に小さな黒い蚤みたいな点々が術後出始めたらしい。
「せやから、あんた手術する時は『2焦点レンズ』だけは止めときや」とアドバイスを貰った。
ますます訳わかめな状態で、昨日術前診療に行ってきた。
関空近くの「南大阪アイクリニック」
うちからはJR1本で約40分で行ける。静かな住宅街と田んぼが広がるのんびりした町である。
院長の渡辺先生のyoutubeを何度も何度も見て予習をした私。
私の希望は「裸眼で編み物が出来て、ご飯がちゃんとご飯に見えて、かつテレビも見たい、外出する時は眼鏡アリでOK」である。
予約して行ったので、待ち時間も無く、すぐに「風船を見る検査」「目玉に風を送る検査」「視力検査」等々済ませて、漸く先生にお目にかかれた。
先生は、大きな体格の方で、優しいお声とやさしい目をしておられる。YouTubeで分かっていた事だけど、自分は白内障ラボチャンネルなんてのをやっているのに、めっちゃ「ど近眼」でおられるw
手術したくないんかな~・
一通り検査をして、もう一度5月に再検査、6月に「単焦点で手術」と、あれよあれよと言う間に物事が運ぶ、うーん、こんなにスムースでいいのかなあ。
帰りにパンフレットを貰った。
白地にきらきらした文字で、一目見ただけでワクワクするような冊子である。
で、一枚めくると、
「夫と二人でキッチンに立つ。それだけのことが、こんなに楽しいなんて」
「夫と海に行った」
「妻とのテニス、ワクワクする」
ってやんでい、バッシャーン(ちゃぶ台をひっくり返した音)こちとら独り者でぃ!
目が治っても、こんな事ある訳ないわい!!
で、この冊子はシュレッダー行きどす!!
ついでに、まだ「単焦点と多焦点」と迷ってます。
どなたか「これが良かった♪」なんてオススメがあれば教えて下さい(__)
そうそう「超音波治療」と「レーザー」でも悩んでいるのよね。何せ価格が天と地ほど違うので。