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今日の誕生星は『カーフ』です。
参照:Yahoo!きっず図鑑
所属:カシオペヤ座β星
学名:β Cassiopeiae
等級:2等星(変光星)
固有名:カーフ(Caph)
意味:手
語源:アラビア語の Al Kaff al Khadib「染めた手」
季節:秋
星言葉:信じる愛と温かい心
【星座絵】
古代エチオピア王妃カシオペヤの星座。
【星座の歴史】
紀元前1200頃には知られていた古い星座で、プトレマイオスの48星座のひとつに数えられている。
日本では地平線に沈むことなく、一年を通して北極星の周りを回っている周極星であるため、北斗七星が低くなる秋冬の間は北極星を探す目印となることで知られる。
Wの特徴的な星の並びは日本でも昔から注目されており、イカリボシ(錨星)やヤマガタボシ(山形星)などと呼ばれた。
日本ではカシオペイア座やカシオペア座などとも呼ばれていたが、今は「カシオペヤ座」で統一されている。
この星座のあたりには秋の銀河が流れており、1572年にはティコ・ブラーエが超新星(星の最期の瞬間)を観測した。
この超新星は「チコの星」と呼ばれ、最も明るいときには金星と同じくらい輝き、昼間も見ることができたという。
かつてアラビアでは、カシオペヤ座のWを作る5つの星をプレアデス星団から伸びた右手と見ており、この星の固有名の語源にある「染めた」とはマニキュアを意味している。
「Chaf」「Kaff」と綴ることもある。
【星座の神話】
古代エチオピア王ケフェウスの妃カシオペヤは、娘であるアンドロメダ姫を「海の妖精よりも美しい」と自慢したことで海神ポセイドンの怒りを買ってしまった。
古代エチオピアには様々な災いが降りかかり、神託に従ってケフェウス王とカシオペア王妃はアンドロメダ姫を化け鯨の生け贄として差し出し、カシオペア王妃は自分の犯した罪を嘆き悲しんだ。
しかし、通りがかった勇者ペルセウスが化け鯨を退治し、アンドロメダ姫の命は救われ、のちに二人は結婚して幸せに暮らしたという。
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