今日は『とんちの日』あるいは『クイズの日』です。
とんち話で有名な一休さんから、いっ(1)きゅう(9)の語呂合わせで制定されました。
「とんち」は、その場に応じて即座に出る知恵や機知という意味ですが、これをクイズの意味に捉えて、『クイズの日』ともされています。
一休さんは、本名を一休宗純と言い、室町時代中期に実在した臨済宗の僧です。
ただし、「屏風の虎退治」や「はしを渡るな」というとんち話は江戸時代の創作と言われています。
絵本やアニメで誰もが知っている一休さんですが、なんと当時の仏教では禁止されていた戒律(肉を食べるや酒を飲む)を破りまくる変わり者だったそうです。
とんち≒クイズということで、今日は『クイズの日』でもあるわけですが、ちょっと調べて見ると「なぞなぞの日」の方がしっくりくるような気がします。
○クイズ:事実に即した知識を問うもの。
例)富士山の高さは何メートル? → 3,776m
○なぞなぞ:実際にはないような事柄を出題し、頭の柔らかさを問うもの。
例)パンはパンでも食べられないパンは? → フライパン、パンツなど
とんちや洒落がきいたような回答を求めるのがなぞなぞなので、クイズの日よりはふさわしいと思います。
でも、どうやら「なぞなぞの日」っていうのはないみたいですね。
ちなみに現在、世界最古のなぞなぞとして知られているのは、ギリシャ神話に登場する「スフィンクスのなぞなぞ」です。
朝は四本足、昼は二本足、夕は三本足。この生き物は何か?
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