本日は『古書の日』というらしいですよ!
「古」という字を「十」と「口」に分解して、十と口を重ねて「田」にし、さらに「田」という字を「本棚におさまった4冊の本」と見立てたところから10月4日を古書の日としたそうです。
または、「古」の字を「十」と「○」に分解して、「書(しょ)」に「4」を当てて、「10月 図 4日」に見立てたという説もあります。
どっちにしろ苦しいわっ(笑)!!
古書といえば、三上延さんの「ビブリア古書堂の事件手帖」が一時期話題になりましたね(1巻の初版が2011年でちょっとびっくりしてます)。
『古書の日』は、全国古書籍商組合連合会が古本に親しんでもらおうと2003(平成15)年に制定しました。
同時に、10月は古書月間だそうで、各地で古本まつりや古本の奉納や供養が行われているそうです。
さて、「古本」と「古書」と何気なく使っていますが、明確ではないもののこの二つには一応違いがあるそうです。
○古本:過去に購入されて消費者の手に渡った本のこと。BookOFFが一番分かりやすいでしょうかね。
「こないだ発売されたばっかの新刊がもうブックオフに並んでる!」みたいなことが度々ありますが、たとえ新刊で汚れがなくても、一度でも人の手を介していればそれは「古本」の扱いです。
○古書:絶版になっていて、一般書店で新刊として手に入れることが不可能な本のこと。ビブリア古書堂はこっちでしょう。
古文書や古地図、文化的価値の高い本など、希少な本を指すことが多いようです。
ちなみに、
○新古本:誰にも購入されてない新しい状態の本のこと、ようは「購入されなかった新刊」なので「古本」ではありません。
新刊書店で売れ残った本は出版社に返却されることがあるそうで、それらが「新古本」としてリサイクルショップや古本屋、あるいは新刊書店のバーゲンブックなどで定価より安く売られているみたいです。
本にそういう分類があったなんて初めて知りました。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます