今日は『鉄道電化の日』というそうです。
1956(昭和31)年11月19日に滋賀県・米原駅~京都府・京都駅間の電化工事が終了し、東海道本線全線が電化しました。
これを記念して、1964(昭和39)年に鉄道電化協会が制定しました。
1874年に新橋〜横浜間で開通した日本初の鉄道は、石炭を主な燃料とする蒸気機関車が客車や貨車を引っ張って走る「汽車」でした。
「汽」という漢字は蒸気という意味があり、「汽笛」「汽船」などに使われます。
鬼滅の刃とのコラボで注目を集めたSLは、「Steam Locomive」の頭文字をとったもので、その意味ズバリ「蒸気機関車」です。
戦後になって高度経済成長期がくると、蒸気機関車はエネルギー効率の良さや高速化などの観点から、ディーゼル機関車や電車に置き換わっていきます。
ブレーキが従来の人力ではなく、より安全性の高い動力による自動ブレーキの開発などもそれを後押ししました。
ディーゼル機関車は、主な燃料として軽油を使用したディーゼルエンジンで動く鉄道車両です。
電化工事が難しい山奥などの非電化区間を今でも自由に走っています。
この前、西はりま天文台に行ったときに初めてディーゼル機関車の列車に乗って、「うおー!」と言ってきました(笑)
一方の電車は、動力源に電気を使う鉄道車両です。
こちらは、線路上に設けられた「架線」から電気を取り入れ、モーターを駆動させることで走っています。
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