LADのロバーツ監督もさぞかし頭が痛かろう。昨日は若手期待の#28,B.ミラーに
先発を託したんだが、100マイル近い速球を持ちながら、2回4失点と精彩を欠き、
3試合連続でQS(クォリティ・スタート)に失敗し、マイナーで鍛え直して来いと
お怒りモード。きょうは7回までに6-0と楽勝ムードだったので、代わりに引き上げた
ばかりの#62を使ってみようかと投入したら、これがちょうど打ちごろの棒玉の連投で
3連打を食らい、1死も取れずにKO。最近フル稼働のブルペン陣を休ませるどころでは
なくなって、火消しを図る。こいつも即マイナーに逆戻りだね。試合のほうは何とか
8-4で勝って地区優勝へのMを減らしたんだが、今月16試合のうち二けた失点で負けた
試合が5試合もあったんでは、野手陣から「いったい何点取ればいいんだよ」の声
だって出そう。#17のバットが湿りがちなのも、打たなきゃ、と余計なプレッシャーが
かかっているんじゃないかと推測する。今日は初回にヒット後1盗塁を決めて、50盗塁に
リーチをかけたが、その後は2三振を含む4タコ。明日は移動前のデーゲームだから、
球がよく見えていい結果が出るのではないかと期待はする。まさか大記録の達成は地元で、
ってんで調整してないでよね。
話は変わって将棋の王座戦第2局。終わってみれば敵陣の弱点を見抜いた藤井王座が、
粘る挑戦者永瀬九段を退けて2連勝とし、初防衛に王手をかけた。永瀬九段の研究範囲
から外れたのは、△8四桂と▲7六の銀に攻めかかったところ。これを放置すれば、
△7六桂と桂馬を取る手が王手になるので、銀を逃がすところなんだろうが、王座の
指した手が▲4六香。話が違うじゃんと長考に入った九段、51分を使って初志貫徹と
ばかりに銀を取ったんだけれど、王座の4筋と7筋からの挟み撃ちの前に粘る気力も
失せてやむなく投了。肉を切らせて骨を断つ作戦は読んでなかったんだろうなあ。
暑さ寒さも彼岸まで、という言葉を知らんのかとばかりに、お天道様は照りつけて
ます。もう少し存在感を誇示したいみたいです。何でも82年ぶりに最も遅い猛暑日の
記録を更新したのだとか。長くてもあと一週間なら我慢もしてやるわい。
気になるニュースが。宮城県内を連結して走行中だった「はやぶさ」と「こまち」が
分離してしまったんだと。幸いけが人なんかは出ていない様なんだが、何が原因な
んですかね。東北新幹線の運転再開にはもう少し時間がかかりそう。