不等号ナンプレ宣伝隊

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強行軍墓参

2022-04-16 14:32:41 | 日記
金、土の二日を休みにしてもらって、確か今頃だったはずと、不確かな記憶の
親父の命日に合わせて墓参りに出かけた。台風1号の影響とかで北風が吹いて、
冷たい空気を引き込んだために天気はずっと小雨模様、最低気温が4度、
最高気温が8度とかいう花冷えの中を、30時間で1000km走って墓参りと、
95になる母方の伯母や中学の時の担任の恩師への顔見せと、山菜採りと、
ルーツに繋がる幾つかの墓参と墓誌の記録、別に出先でなくてもよかった
買い物と過密スケジュールをこなして帰ってきた。無事に帰り着いたことを
心配していただいた恩師に報告して仮眠したのが7:00。御年83歳の恩師は、
今でも野球チームの練習だのゴルフだの、スキーだのと元気そのもの。何より、
マスク着用の珍客の目元を見ただけで名前が出てきたのが嬉しかった。
自宅の離れの一室をカフェ風に改造し、傘寿を過ぎた昔の若者達のたまり場と
して提供しているとのこと、ちょっと熱すぎて苦みが出たかもといってたが、
美味しいコーヒーを淹れていただいた。天井から漁具のガラスの浮き球などと
一緒に、世界に2個しかない180面体のオブジェが吊り下げられている。
なぜ世界に2個と言い切れるかというと、おいらが2個しか作っていないから。
あ、写真を撮ってくるんだった、写メ送ってください、という話になったが、
二人とも若いもんの力を借りないとそれができないアナログ人間、とりあえず、
メアドを連絡して、孫が訪ねてくるのを待つということになった。
震災の後に180面体プロジェクトってのをやったんだが、その後の
引っ越しの際に、パーツ制作の治具を破損してしまい、そこからやり直さないと、
3個目以降ができない状態なので、あれはレアもんです、はい。朝に夕に、
見るたびおいらを思い出すって言われりゃ、お世辞でもうれしい。リタイア後の
暇つぶしに再開することも視野には入れているが、まだまだ30か月ほど先の話。
そうそう、恩師夫妻の様子が、落語「青菜」に出てくる「牛若丸、鞍馬山より
出でてその名を九郎判官」「義経にしておきなさい」というあの夫婦みたい。
客に悟られずに、目と目で話をし、ちゃんと用が足りるのだから、すごい。
夫婦の理想形を見た気がした。
95になる叔母は大分耳が遠くなったという。コロナ禍でマスク着用が
当たり前となり、口元が見えないために意思の疎通が難しくなったと
いうので、途中で立ち寄ったホームセンターで、筆談に使えそうだと、
お絵かきパッドというのを買い求め、クロネコで送った。甥だもの、
これくらいはしないと。
戦利品のタラの芽はこれから夕食の膳に載る。コシアブラは時期が早すぎたのか、
以前採れた林でも見つけることができなかった。狩猟採集民の末裔としては、
いささか残念なところ。







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