※夢の話です。
ガラス窓を横殴りの雨がたたきつける。
ゴーッ
不気味な風の音が狭い店の中に響き渡る。
しかもガタガタと揺れるのだ。
私は(なぜかカフェの店長)スタッフと一緒に早く引き上げようと
片付けをしていた。
ガランガラン
けたたましい音と同時に強風が吹き込み、
びしょ濡れになった施設の管理人Mさんが入ってきた。
「のんさん。早く引き上げてください。これ以上酷くなると帰れなくなりますよ」
「ええ、もう帰ります。ここは、もろ風の影響を受けるので怖いですね」と私。
実は、この地域は台風の進路上にあり、今台風が向かってきているところだ。
しかも私がいるこのカフェは海の上にある。
そう、真下はウネウネとうねる荒海なのだ。
「私は、点検を兼ねて他の店にも声をかけてみようと思います」とMさん。
「Mさん。もう危険ですから、一緒に帰りましょう。
他の店には私、声をかけてるので多分、私たちと同じくらいに
皆さん帰れると思います。
もう無人になるんですから、無理はやめましょ!下手をすると命を落としますよ」
命を落とすと聞いたMさんはさすがに考えこんで
「そうですね。一緒に出ましょうか。では私も手伝いますよ」とMさん。
「では、窓のシャッターをおろしてもらっていいですか」
「お安い御用です」
と言いながら、3方向にある窓のシャッターをおろしてくれた。
その間もゴーッという凄まじい音と建物自体に叩きつける雨の音が激しくなる。
「店長、全て完了です」とスタッフのSさん。
「じゃあ、みんなそれぞれの荷物を持って一緒に出ましょ。
Mさんも大丈夫ですか」
「外に出たところで、風と雨にもみくちゃにされるかもしれないので
気をつけてくださいね」
と念を押すようにMさんが言う。
ドアの外は、屋根続きでエレベーターのある建屋につながっている。
ただし、屋根があるだけで両側は吹きさらしなので、
この日は屋根があってもあまり関係ないかもしれない。
そして案の定、ドアが素直に開かない。
みんなで押しながらやっとの思いで外に出る。
「きゃあ〜」
顔に強い雨が叩きつける。
ボーッという風がみんなの体を持って行こうとする。
「皆さん、危ないですよ。そばにある柱などにつかまってください。
柱がない人は人につかまってみんなひとかたまりになりましょう」
Mさんが指示をする。
私とスタッフ3人にMさん。お互いに支えながら、
私はやっとの思いで、ドアの鍵をかけた。
それを受けて、Mさんがシャッターを閉めてくれた。
普段は両側には青い海が広がり、心地いい海風が吹き抜ける場所なのに
辺りは真っ白で何も見えない。
しかも風がまともに当たるので怖くて仕方がない。
エレベーターまで、わずか5mというのに、なかなか前に進めない。
みんなで「きゃあきゃあ」言いながらひとかたまりになって進んだ。
エレベーターの入り口付近には両側壁があり、そこに5人隠れるように立ち
ボタンを押した。
エレベーターのある部分は、カフェを支えるメインの柱となっている。
カフェを支える柱はいくつかあるものの、カフェはまさに海の上。
しかも同じような造りの店が、この施設にはカフェを含めて8つもあるのだ。
どういうこと?
まあね。これは私の夢の中の出来事なのだが、
岬の突端に施設の玄関やロビー、お土産売り場などがある
3階建ての塔が建っている。
※イメージです。
その塔から海に向かってアームが出ている。
アームは通路になっていて、スケルトン。透明のトンネルのようなもの。
歩きながら風景を楽しめる。
アームの先は8つに分かれた通路になっている。
その先に一つひとつ違う店があるのだ。
エレベーターの手前でトンネルは終わり、
手すりのあるテラスのようになっている。
通路は、お天気の良い穏やかな日は上半分が開き、海風を感じることができる。
店の窓やテラスから見る絶景のロケーション。
これがこの施設の売りなのだ。
※イメージです。
現実に戻る。やっとエレベーターが来た。
止まるのは、上から中ほどにある通路。
8つのエレベーター棟を横につなぐ通路になっている。
その中央辺りに岬にある施設の地下に向かって連絡通路が伸びているのだ。
通路を歩きながら
「大丈夫だった?大変だったね」と言いながら
各店のスタッフと合流していく。
連絡通路は動く歩道になっているので、普通に歩くより早い。
それでも通路の外側は吹きさらしの海の上。
遠くではあるが、ゴーッという音が響いている。
よくこんな施設考えたよね。
なんて、これは私が見た夢。
まあ、何というかおもしろい話ではないけど、
夢の中でよくこんな施設考えたなと思う。
なぜこんな夢を見たかは不明。
ごめんなさい。つまらない夢の話にお付き合いいただいてありがとうございます。
見た夢を思い出しながら若干脚色しています(笑)
ガラス窓を横殴りの雨がたたきつける。
ゴーッ
不気味な風の音が狭い店の中に響き渡る。
しかもガタガタと揺れるのだ。
私は(なぜかカフェの店長)スタッフと一緒に早く引き上げようと
片付けをしていた。
ガランガラン
けたたましい音と同時に強風が吹き込み、
びしょ濡れになった施設の管理人Mさんが入ってきた。
「のんさん。早く引き上げてください。これ以上酷くなると帰れなくなりますよ」
「ええ、もう帰ります。ここは、もろ風の影響を受けるので怖いですね」と私。
実は、この地域は台風の進路上にあり、今台風が向かってきているところだ。
しかも私がいるこのカフェは海の上にある。
そう、真下はウネウネとうねる荒海なのだ。
「私は、点検を兼ねて他の店にも声をかけてみようと思います」とMさん。
「Mさん。もう危険ですから、一緒に帰りましょう。
他の店には私、声をかけてるので多分、私たちと同じくらいに
皆さん帰れると思います。
もう無人になるんですから、無理はやめましょ!下手をすると命を落としますよ」
命を落とすと聞いたMさんはさすがに考えこんで
「そうですね。一緒に出ましょうか。では私も手伝いますよ」とMさん。
「では、窓のシャッターをおろしてもらっていいですか」
「お安い御用です」
と言いながら、3方向にある窓のシャッターをおろしてくれた。
その間もゴーッという凄まじい音と建物自体に叩きつける雨の音が激しくなる。
「店長、全て完了です」とスタッフのSさん。
「じゃあ、みんなそれぞれの荷物を持って一緒に出ましょ。
Mさんも大丈夫ですか」
「外に出たところで、風と雨にもみくちゃにされるかもしれないので
気をつけてくださいね」
と念を押すようにMさんが言う。
ドアの外は、屋根続きでエレベーターのある建屋につながっている。
ただし、屋根があるだけで両側は吹きさらしなので、
この日は屋根があってもあまり関係ないかもしれない。
そして案の定、ドアが素直に開かない。
みんなで押しながらやっとの思いで外に出る。
「きゃあ〜」
顔に強い雨が叩きつける。
ボーッという風がみんなの体を持って行こうとする。
「皆さん、危ないですよ。そばにある柱などにつかまってください。
柱がない人は人につかまってみんなひとかたまりになりましょう」
Mさんが指示をする。
私とスタッフ3人にMさん。お互いに支えながら、
私はやっとの思いで、ドアの鍵をかけた。
それを受けて、Mさんがシャッターを閉めてくれた。
普段は両側には青い海が広がり、心地いい海風が吹き抜ける場所なのに
辺りは真っ白で何も見えない。
しかも風がまともに当たるので怖くて仕方がない。
エレベーターまで、わずか5mというのに、なかなか前に進めない。
みんなで「きゃあきゃあ」言いながらひとかたまりになって進んだ。
エレベーターの入り口付近には両側壁があり、そこに5人隠れるように立ち
ボタンを押した。
エレベーターのある部分は、カフェを支えるメインの柱となっている。
カフェを支える柱はいくつかあるものの、カフェはまさに海の上。
しかも同じような造りの店が、この施設にはカフェを含めて8つもあるのだ。
どういうこと?
まあね。これは私の夢の中の出来事なのだが、
岬の突端に施設の玄関やロビー、お土産売り場などがある
3階建ての塔が建っている。
※イメージです。
その塔から海に向かってアームが出ている。
アームは通路になっていて、スケルトン。透明のトンネルのようなもの。
歩きながら風景を楽しめる。
アームの先は8つに分かれた通路になっている。
その先に一つひとつ違う店があるのだ。
エレベーターの手前でトンネルは終わり、
手すりのあるテラスのようになっている。
通路は、お天気の良い穏やかな日は上半分が開き、海風を感じることができる。
店の窓やテラスから見る絶景のロケーション。
これがこの施設の売りなのだ。
※イメージです。
現実に戻る。やっとエレベーターが来た。
止まるのは、上から中ほどにある通路。
8つのエレベーター棟を横につなぐ通路になっている。
その中央辺りに岬にある施設の地下に向かって連絡通路が伸びているのだ。
通路を歩きながら
「大丈夫だった?大変だったね」と言いながら
各店のスタッフと合流していく。
連絡通路は動く歩道になっているので、普通に歩くより早い。
それでも通路の外側は吹きさらしの海の上。
遠くではあるが、ゴーッという音が響いている。
よくこんな施設考えたよね。
なんて、これは私が見た夢。
まあ、何というかおもしろい話ではないけど、
夢の中でよくこんな施設考えたなと思う。
なぜこんな夢を見たかは不明。
ごめんなさい。つまらない夢の話にお付き合いいただいてありがとうございます。
見た夢を思い出しながら若干脚色しています(笑)