まさか自分の身近でこんなことが起きようとは思ってもみませんでした。
多頭飼育崩壊…
でもMちゃんが猫を多頭飼いしているのを知っていたし、数年前に1軒目も2軒目もゴミ屋敷と化して大問題になっていたと聞いて、いつかゴミの中で孤独死するのではないかと胸を痛めていたのは事実です。
ただ、たくさんの猫とゴミ屋敷を残して、こんなに早く逝ってしまうとは…
4月23日と24日に日田はもとより別府や大分、福岡からたくさんのボランティアの方々が集まって作業をしてくれました。
私たちが行ったのは24日。行った時にはボウボウだった草がきれいに刈られ、猫たちが移動する家の補修もほぼ終わっていました。
その日に行われたのは、猫の捕獲と移動です。
玄関の横の窓から中に入った人がチュールで猫を引きつけ捕まえていくというもの。
半数はチュールですぐ捕まえられたようです。
ただ、残りの猫は怖がってなかなか捕まらないので、捕獲機を仕掛けて入るのを待つという方法が取られました。
ボランティアさんの手慣れた様子や機敏な動き、部屋の中のニオイにも臆せず、作業がどんどん進んでいきます。
私たちは猫の手にもなりません。作業の様子を見守るだけでした。
お昼には、おにぎりやパンを用意してくれていました。何から何までもう有難いばかり。
最後の猫ちゃんが捕まったのは、午後の作業を始めて間もなく。
クロちゃんでした。
ケージやエサ、トイレなど、募集して集まったものばかり。
協力してくださる皆さんの気持ちがとても嬉しい!
中心になって動いてくれているOさんが全てSNSで発信してくれたおかげです。
外猫だったグレコちゃん。多分お家から飛び出したものの、お家から離れられずにいたところを捕獲されました。
初めて出会った時に、おなかが大きいよね⁉︎
と話していたんですが、捕獲された時には4匹の赤ちゃんが一緒だったそうです。
親子一緒で良かった!
1日で捕獲、移動作戦は終了。
早い!こんなに早く終わるとは…
思い返せばMちゃんが亡くなった後、初めてエサやりに家を訪ねたのが、3月24日。
あの時は先の見通しも立たずに落ち込んで帰ったのですが、あれからちょうど1か月。
4月24日に外猫合わせて18匹と赤ちゃん猫4匹を無事に救助。
ホッとしました。
皆さんのおかげです。
そして、猫ちゃんたちも頑張りました。
これからもまだまだ大変です。
栄養失調だったり、皮膚病だったり、不妊去勢手術も必要です。
健康管理をしてもらいながら、元気になって、里親募集まで出来れば!
今はボランティアさんが交代でエサや水やり、トイレの掃除などをしてくれています。
少しずつ幸せになっていく猫ちゃんたちを見守っていきたいと思っています。
また、近々様子を見に行く予定です。
Mちゃん、こんなにたくさんの人たちが猫ちゃんを助けてくれてるよ。
あなたもお空で、ちゃんと見守ってよね。