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雪では無く雨になりました
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またもや主はハクビシン
定期船のエンジン音で目が覚める。
一日の予定を布団の中で決めていたがどうやら雨が降っている。
峠道まで歩く予定がくずれてしまい 中止と相成る。
8時が来ようとしているのに呑気である このような日が有るから
早起きが我慢出来るのだけれど。
定期船から降ろされた新聞を取りに行きハクビシンが入っているか否か
見回りするのがここ最近のルーティーン 遠目から昨日まで有ったミカンが見えない
アー入っているかもと近くに行ってみると又入っていた。
雨に濡れて寒いのか毛繕いしていた 私の気配を察して此方を向いている。
「覗いている私も阿呆やけれどアンタも阿呆やねー」と声かけして
もう何匹目になるのだろうか「可哀想だけどどうにもならないのよ」と言って帰ってきた。
海辺の町は点在する集落では無く一カ所に集まった集落である。
嫁いだ当初は100件弱あった その昔は学校があり芝居小屋があったという。
農閑期になると地方回りの劇団一座がやって来て近郷近在の人達の憩いの場であったそうな。
半世紀も前の話しだそうが漁獲量の減少と子供の教育のため都会へと出て行ったという。
以来捕る漁業から育てる漁業へと漁業体系も変化していった。
紆余曲折の時代を経てこの先の半世紀どの様な時代が来るのか
見届けることは出来ないけれど 最速いスピードで過ぎ去っていくのではと
ハクビシンの捕獲数の多さに感じている。