海辺の町から

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何時もの散歩道

2024-10-22 16:28:49 | 日記

  雲の垂れ込めた朝


  波が高くウネリを伴っています。


  ハギの仲間のようです。


  足もとに真っ赤な実が


  漆の木が色づいて来ました。


海からの風を背に受けながら山道へ入る。
己ばえの枇杷の苞に顔を近づけてみるがあの甘い香りはもう少し先のようだ。
葉擦れの音を聴きながら背筋を伸ばし空を見上げていると
鳥の声に混じって近くでコオロギが鳴いている。

何時もの事ながら周りの景色を眺め秋を探している。
紅葉にはまだ先の海辺の町 其れでも高度を稼ぐにつれて漆の木が赤く染まりかけていた。
その昔海辺の町では木蝋造りが行なわれていたというからその名残か漆の木が多いのも頷ける。

空に明るさは残るが雨の予報が出ている。走るには下り坂といえども距離がある。
腕を振りながら大股で歩幅を稼ぎながら海岸通りに下りてきた。
深く被った帽子を被り直して 相変わらず風は強く寄せる波は規則的にやって来る。
3時間の散歩はお昼近くなっていた。