海辺の町から

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雪は水滴となって

2025-01-10 14:02:42 | 日記

  雪が降っています。


  芽を出したジャガイモに薄らと雪が。


夜半雨戸を叩く音がした。
雪に変ったようだ。
海風は雪を蹴散らして それでも朝には薄らと雪化粧をしていた。

週に一度の燃えるゴミ収集日の今日 宙に舞う雪を全身に受けながら歩いていると
瞬く間に先が見えなくなってきた。
強弱を付けながら降っていた。

お昼の定期船は来るだろうか 雪が降ると欠航が多くなる冬の海。
雪で視界が悪くなるからで
朝定期船で出掛けても昼に夕に帰れる保証はない自然任せの冬の海。
島に住む人達に取っては街に家を構える事が必要になってくる。

街から2時間かけて島々を巡る定期船 命を委ねる島の人々。
不便さから島に住むことを遠ざける。

複雑な波を作り出す荒れた海 正面で波をやり過ごす。
波に揉まれながらの航行は冷や汗もので舳先が垂直近くになると船にしがみ付き声を上げている。
大海原では非力である。

薄らと雪化粧したジャガイモ畑も雪は水滴となって
相変わらず空気は冷たい。