
凍てつく朝
街に住む息子家族が釣りにやって来た。
昨年小5の孫娘がシロコズナを釣り上げその記憶もあって昨日は家族4人がシロコズナ釣りに出掛けた。
お正月から時化で沖に出られない日が続き満を持しての釣行である。
シロコズナは甘鯛とも言われ晩秋から今頃の季節にかけて釣れる魚で砂地に生息している。
京都の高級料亭で出される松笠揚げは知る人ぞ知る絶品
サクサクとした鱗と白身の食感は美味である。
勇んで出掛けたシロコズナ釣り毎回釣れるとは限らない釣行 稀少な魚故価値が増すのかも知れない。
其れでも全員が魚を釣り上げイトヨリにカサゴに鯛にエソ エソは私に嫌がられると海の中に返したという。
寒いから暖かくして行きなさいねと念を押していたが薄着だった中1の孫男子
いの一番にお風呂に入りに帰ってきた。
出掛けて直ぐに皆の胃袋を満たすために昼食の準備に取りかかった。
孫娘の好きなロールキャベツ ママが小麦アレルギーのため繋ぎはジャガイモを擂って生のトマトで
煮込み 白菜は湯がいてゴマと鰹節で和えゆで卵とブロッコリーのすりごま入りのサラダにして
お味噌汁は急遽ジャガイモと人参とワカメを卵でとじてとろみを付けて暖かくしてあげた。
遅い昼食だったが翌日の部活に備え早めの夕食を作った。
孫の好きな唐揚げとブロッコリーを添えて 大根と人参の甘酢和え大根葉とチリメンの佃煮にお味噌汁
今日のメインイトヨリのお刺身を綺麗に平らげ気持ちの良い食べっぷりに成長を感じながら
お風呂を済ませ街に帰った車を見送り 見上げた空は大きな星が一段と冴えていた。