海辺の町から

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故郷

2024-11-13 11:09:23 | 日記

  定期船当番日の朝


  今日は何をするにも絶好の日


  センニチコボウ 風にそよぐ柔らかさが好き


定期船当番日 一週間が瞬く間にやって来る。
何時もは定期船から新聞が降ろされるだけだが 
今日は海辺の町にやって来ていたお客さんが2人乗られた。

83歳になる女性はこの町で生まれ育ち関東に嫁いだという。
親しくして頂いたYOUさんの妹さんという。
これが最後のお墓参りと言って帰って行かれた。
帰りたくても帰れない 自身の老いと離れすぎた距離 故郷を無くした寂しさ

故郷か~サラリーマン家庭に育った私には帰る故郷がない。
幼い頃育った白河は父の転勤の地 唯一故郷と呼べる地ではあるけれど
待つ人も無く帰れる場所もない。

息子達の育った海辺の町が息子達にとっての故郷。
此所が故郷と誇れるようにこの地に根を張って生きて行くのが
私に課せられた事なのだと思いながら。

菊日和の今日 海辺の町では野路菊が咲き出した。
  

己への叱咤

2024-11-11 10:50:21 | 日記

  朝方まで降っていた雨も上がり予報では最高気温25度と 暑くなりそうです。


  幼なじみから 大好きな下仁田ネギわざわざ現地まで買いに行ってくれました。


玉ネギ苗300本がまだ植えられていない。
一昨年までは450本2日掛かりで植えていたけれど
一度に植えられるのが100本が限界になって来た。

苗が枯れないうちに植えなければと思いながら未だ100本少々残っている。
雨でぬかるんだ菜園 草除けシートも保温用シートも今年もせず仕舞いだったのに。
意欲の衰えを感じ マア良いかァーが口癖になってしまった。

こうして悲しいかな人は気力体力を削がれて行ってしまうのか
オマケに街に出掛けようの夫の誘惑にも勝てず
気温の涼しくなる夕方までには残りの玉ネギ苗全てを植えてしまわなければの想いは何処へやら

息子からの質問攻めに頭を覚醒させながら
まだ負けていないと大人気ないけれど 己への叱咤と捉えている。

地球は誰のもの?

2024-11-09 10:27:40 | 日記

  最高気温23度の予報が出ています 布団干しを終えると薄らと汗をかいていました。


  海岸通にはツワブキの花が一斉に咲きだして


  玉ネギ苗がJAより届き慌ただしさを感じる季節になりました。


宇和海は
    北部 大型藻類など温帯性
    南部 珊瑚など熱帯性が中心
    中部 北部南部の混在    生態系の特徴ごとに分類していた。

漁家とは名ばかりであるけれど釣れていた魚が釣れなくなって釣れる魚の時季が変ってきた。
鰆も太刀魚も近場で釣れていたのが魚の棲みやすい海水温を求めて北上して行ったのか。
イサキの旬は梅雨時 立冬過ぎた今も釣れている。

南北に長い愛媛県は海水温の変化が大きく30年前までの当地は生態系の分類から
温帯性の海域とされていたが此所に来て海中の変化が見られるようになって来た。
今回国立環境研究所の調査の結果熱帯性の海域へと改められ 此所にも地球温暖化の影響が見えてくる。

漁家経営の変化もあって考える漁業が求められている気がする。
宇和海の変化が将来世界で同じような状態になったときモデルケースとして研究が深められるようだ。

今まで釣っていても捨てられていた多くの魚 未利用魚として活用されだし
熱帯性の高温に対処できる養殖魚への移行へと進み出しているが根本的な対策にはなっていない。


心配していたアメリカ大統領選挙トランプ政権になって地球変動対策の枠組みパリ協定を脱退するというが
世界規模で考えなくては為らない地球環境問題 自国ファーストを掲げ強いアメリカを創ろうとしているが
地球温暖化は益々加速され争いの渦中に世の中は入っていくような気がしてならない。


   

地球から昆虫が消える!?

2024-11-06 14:56:35 | 日記

  定期船当番日の朝 北西の風強く身体事持って行かれそうになりました。


  ススキも風になびいています。


  きたあかりとメークインの種芋がJAより入荷しました。


地球から昆虫が消える!?という新聞の見出しに驚いた。
我が家のカエルはあれ以来見掛けないけれど何処かに隠れているのだろうと思いながら。

昭和30年前後暮らしていた田舎町は山に囲まれた盆地で里山があり
蝶やトンボにバッタ 稲刈りの済んだ後にはイナゴが一杯いた。
子供達はイナゴ捕りに興じ一杯になったイナゴは佃煮として食卓のタンパク源になった。
水辺にはゲンゴロウがミズスマシが泳いで 生きた教材が身近にあった時代だった。

里山の減少は生態系を変え 植物の受粉に重要な役割を果たしている昆虫が消える!?とは
昆虫は鳥や蛇の餌となり食物連鎖が上手くいっていたがひとたび生態系のバランスが崩れると
元に戻すことが難しくなってくる。

人間の生活が豊かさを便利さを求めるほど生態系を崩してしまっている現実
昆虫減少の理由の一つとされるのがネオニコチノイド系などの農薬の大量使用による物が大きいという。
葉などの表面に付着する農薬とは異なり種や根などから植物体内に浸透して茎や葉など全体に
行き渡ると言うから恐ろしい限りだ。
花粉などの餌を通じて蜂の幼虫まで悪影響を与える事も指摘されているのだから。

地球規模での昆虫の減少は昆虫だけに留まらず人間社会にも危うさを示しているようだ。

次は箱根が待っている。

2024-11-03 21:17:07 | 日記

  台風崩れの大雨の昨日 県都松山はお堀の水が溢れて市内は水浸し 開業したばかりのJRの駅も水浸しでした。


  雨が上がり街まで出掛けた帰り道 島には灯りが点り日没間近でした。


  幼なじみから 陽光という品種なそうです。


相変わらず駅伝見ています。
大学三大駅伝の一つ熱田神宮から伊勢神宮までの8区間106.8㌔のコース
11月3日晴れの特異日 お天気を気にしていたが暑いほどの日になった。

東洋大の梅崎廉選手は宇和島東出身 地元選手には応援にも熱が入る。
國學院の1区と最終区8区は沖縄北山高校の出身者 暮れの都大路沖縄代表として
北山高校が出場していたが40何位だったと記憶している。
今回の結果を思うと大学に入って伸びた選手なのだ。

国立大学が4校出場していたがどうしても其方を応援したくなる。
層の少ない選手の中でのチーム編成は大変だったと思う。

中には青学を卒業して跡継ぎのため岡山大歯学部に編入した石鍋選手
青学在学中は大学三大駅伝に一度も出場出来なかったが青学での経験を糧に
伊勢街道を走る姿に熱いものを感じた。文武両道を地で行く姿は見ていて清々しい。

今回実力を出せずに涙した選手も次は箱根が待っている。