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定期船当番日の朝
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今日は何をするにも絶好の日
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センニチコボウ 風にそよぐ柔らかさが好き
定期船当番日 一週間が瞬く間にやって来る。
何時もは定期船から新聞が降ろされるだけだが
今日は海辺の町にやって来ていたお客さんが2人乗られた。
83歳になる女性はこの町で生まれ育ち関東に嫁いだという。
親しくして頂いたYOUさんの妹さんという。
これが最後のお墓参りと言って帰って行かれた。
帰りたくても帰れない 自身の老いと離れすぎた距離 故郷を無くした寂しさ
故郷か~サラリーマン家庭に育った私には帰る故郷がない。
幼い頃育った白河は父の転勤の地 唯一故郷と呼べる地ではあるけれど
待つ人も無く帰れる場所もない。
息子達の育った海辺の町が息子達にとっての故郷。
此所が故郷と誇れるようにこの地に根を張って生きて行くのが
私に課せられた事なのだと思いながら。
菊日和の今日 海辺の町では野路菊が咲き出した。