37 戦士の血
ハーロック:(鉄郎。お前の父は、昔、俺やエメラルダスと共に戦った素晴らしい戦士だった。不幸にして途中で袂を分かったが、お前はお前の父によく似ている。鉄郎、たとえ父と志は違ってもそれを乗り越えて若者が未来を作るのだ。親から子へ、子からまたその子へ血は流れ永遠に続いてゆく。それが本当の永遠の命だと俺は信じる。)
完全版
銀河鉄道999
PERFECT BOOK
キャラクター大図鑑
自分ひとりの力で、死の恐怖のない永遠の機械化世界を創り上げた
永遠の春を謳歌する理想郷を創り上げた権利者
プロメシューム
わが娘の裏切りに気づかなかった
かつて理想に燃えた独裁者
プロメシューム最大の誤算は、自分が母親だったことだ。母親であるがゆえに、わが娘の裏切りには一切気づかなかった。それもそのはずで、少年たちを機械化母星へ送り込むという任務をメーテルは確実に果たしていたし、実績も上げていたのだから。従順な娘が実は陰で自分を欺き続けていたなど、まさに「ウチの子に限って」の心境だろう。加えてプロメシュームの配下はロボットのような機械化兵やファウストのようなイエスマンのみ。独裁者が最も陥りやすい傾向である。どんなに理想に燃えた革命家であろうとも、独裁に走った瞬間からその目は曇りはじめ、都合のよい事実しか映らなくなるのだ。
プロメシュームにとっての鉄郎は、最も忠実なる部下である一人娘を誑かした元凶である。まるでTVアニメ版『デビルマン』の主人公であるデビルマンを誑かした「牧村美樹」のような存在だ。デビルマンは人間世界を阿鼻叫喚の地獄と化して人類を滅ぼすデーモン族の尖兵であり、エリートだった。ところが、美樹を愛してしまいデーモン族を裏切ったのだ。魔王ゼノンやデーモン族の同胞にしてみれば美樹を徹底的に苦しめて惨殺せねば気が済まないのだ。しかし、彼らは激情に駆られた初期の自分達を猛省し、方向転換を図る。デビルマンに道を踏み外させた元凶を憎むあまり、人類を滅ぼすという目的を見失っていたことに気づき、本来の目的を果たすべく行動を開始したのだ。デビルマンと彼を誑かした美樹を無視して人類を襲うことにした。
因みに、TVアニメ版『デビルマン』に原作は存在しない。強いて言えばTVアニメ版自体が原作でもあるのだ。原作漫画として発表された『デビルマン』は派生作品である。
『さよなら銀河鉄道999 ‐アンドロメダ終着駅‐』
DVDミュージックチャプター
06 若者に未来を託して
メッセージ・カード“私はメーテル、鉄郎、999へ乗りなさい。”×5回+6回目の“私は”で
23 青春の幻影
メーテル:あなた、お幾つ?鉄郎は若いわ。若者はね、負ける事は、考えないものよ。一度や二度しくじっても、最後には勝つと信じてる。それが本当の若者よ。昔は、そんな若者が大勢いたわ。
メタルメナ:メーテルさん。貴方、随分大勢の若者を知っていらっしゃるようね?
メーテル:ええ。私は時の流れを旅する女、今までに数え切れないくらい大勢の若者と旅をしてきたわ。共に喜んで、共に悲しんで、そして死に別れてきた。私は一緒に旅した若者達のことを決して忘れない。一人一人の思い出をこの胸に刻み込んで抱いていくわ、永遠に。
38 別離
メーテル:(さようなら、鉄郎。いつかお別れの時が来るのが私には分かっていました。私は青春の幻影、若者にしか見えない時の流れの中を旅する女、メーテルという名が鉄郎の思い出の中に残ればそれでいい、私はそれでいい。さようなら、鉄郎。貴方の青春と一緒に旅をしたこと、私は永久に忘れない。さようなら、私の鉄郎、さようなら。)
39 終曲~戦いの歌~
時は流れメーテルは消えてゆく、少年の日が二度と帰らないようにメーテルもまた去って帰らない。人は言う、999は鉄郎の心の中を走った青春という名の列車だと。今一度、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。今一度、万感の想いを込めて汽車が行く。さらばメーテル、さらば銀河鉄道999。
テロップ:“……そして少年は大人になる”
57 母星の最後III
鉄郎:あったかいなあ、メーテルが機械だなんて…。
メーテル:私の身体は鉄郎のお母さんの身体。
鉄郎:え?
メーテル:私は鉄郎のお母さんの若い時の姿の生き写し。私は人の姿をした影。こうやって貰った身体が年を取れば、また一つ別の身体を移し替えて果てしない時間の中を旅してきたの。
鉄郎:それで母さんに似てたのか。
58 銀河に散ったクレア
59 終曲-別離、そして新たなる出発
鉄郎:どうしても行くのか?
メーテル:私は時の流れの中を旅してきた女。でも、昔の身体に戻るためには…。
鉄郎:じゃ、やっぱり冥王星へ。俺、待ってるよ…もう会えないのか?
メーテル:いつか私が帰って来て貴方の傍にいても貴方は私に気がつかないでしょうね。…私は貴方の思い出の中にだけいる女。私は貴方の少年の日の心の中にいた、青春の幻影…。
今、万感の想いを込めて汽笛が鳴る。今、万感の想いを込めて汽車が行く。一つの旅は終わり、また新しい旅立ちが始まる。さらばメーテル、さらば銀河鉄道999、さらば少年の日。
メーテル:鉄郎はいつか気がつく。鉄郎があたしを愛してくれても、それは時の流れの向こうにあたしが置いて来た儚い夢。
ドクター・バン:メーテル。お前の鉄郎への気持ちを大事にすることだ、最後まで希望を捨ててはいけない。
鉄郎:えー!これが有名な999号?
メーテル:そうよ、驚いた?
鉄郎:だってさあ。こんな旧式の列車だとは…。
メーテル:大丈夫。耐エネルギー無限電磁バリヤーに守られた超近代化宇宙列車なんだから、見かけは心休まる大昔の蒸気機関車に仕立ててあるだけなのよ。
米国陸軍伝染病医学研究所(USAMRIID)のLEVEL4(最高警戒度)研究チームのリーダー、サム・ダニエルズ大佐(ダスティン・ホフマン)は、指揮官のビリー・フォード准将(モーガン・フリーマン)に命じられ、アフリカの小さな村に派遣された。そこで彼は、未知のウィルスによって村人たちが次々と死ぬのを目の当たりにする。サムはウィルスがアメリカにまで広がる恐れがあると判断し、警戒態勢を敷くように進言するが、フォードは“モターバ・ウィルス”と名付けられたこの病原菌の研究をやめるよう命令する。その直後、カリフォルニア州のシーダー・クリークという町で、住民たちの間に伝染病が発生した。症状はサムがアフリカで目撃したものと同じだった。彼は命令を無視して町に駆けつけ、民間の研究機関である疫病管理予防センター(CDC)で働く別れた妻のロビー(レネ・ルッソ)と共にウィルスの制圧に取り組み、ペストよりも確実に死がもたらされるという絶望的な事実を知る。
陸軍から提供された血清が、ウィルスに感染した猿に劇的な効果を与えた。発見されたばかりのウィルスに効く血清をなぜ陸軍が持っていたのか、不審に思ったサムは驚くべき事実を知る。モターバ・ウィルスは60年代に米国陸軍が参加したアフリカでの局地戦の際に発見され、陸軍幹部ドナルド・マクリントック少将(ドナルド・サザーランド)によって採取され、生物兵器として使用するためにひそかに保管されていたのだ。しかし、ウィルスは突然変異を遂げており、猿を回復させた血清は人間には効かなかった。サムは部下のソルト少佐(キューバ・グッディング・ジュニア)と共に、最初にウィルスをもたらした“宿主”がアフリカで密猟された猿であることを突き止める。その頃、少将は生物兵器の事実を隠すため、かつてアフリカで行ったのと同じようにシーダー・クリークの町を焼き払おうと画策していた。そんな時、ロビーが誤ってウィルスに感染する。猿の居場所を突き止めたサムとソルトは軍用ヘリコプターを奪って現地に向かうが、マクリントックもヘリコプターで追跡する。ヘリの追撃をかわしたサムたちは、捕まえた猿で血清を作り、ロビーに試す。だが、既に気化爆弾を搭載した爆撃機は出撃していた。
ヘリに乗ったサムは無線で爆撃機の乗組員に真実を訴え、爆撃を中止するよう懇願する。乗組員たちはサムの訴えを聞き、爆弾を海上で爆破させた。正義と責任感に目覚めたフォードは、マクリントリックを逮捕する。血清は大量に合成され、ロビーをはじめとする感染者たちは快方に向かった。サムとロビーはもう一度やり直そうと微笑みあった。
メンテナンスらしく、現在、双方ともPC側は不可。携帯側でしか入れない。暫く様子を見ようとPCをシャットダウンして時間を置いて起動し、Yahoo!とgooを開いてログインしてみたらOKだった。
迷惑だ、どちらも通知無しで実行するのだから。