・油坊主Skilfish あぶらぼうず
ギンダラ科、北太平洋、三陸の深海魚として、水深500mに生息する。黒白の縞模様のある、全長1mを超え、頭が丸く、重さ10~80kgになり、市場にはあまり多く出回らない高級魚。
クエ(西日本以西に生息)と混同して間違って出荷されることが時々起きている。白身の魚で体脂肪40%と油身で過食により中毒を起こすことがある。似たような魚にアブラコソムツ、バラムツがあるがこの魚の油はワックス性なのでそれこそ食中毒を起こす危険性が高く食用禁止になっている。
ギンダラ科の魚は、ギンダラとアブラボウズの2種だけとある。冬季が旬で油のある白身で照り焼き、煮付け、味噌漬け、刺身としている。
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