・マジョラムMarjoram まじゅらむ
シソ科、地中海沿岸原産。欧州諸国で主に栽培するハーブ(香草)で香辛料としている。和名はマヨラナといい、オレガノに似る、別名マジョレーヌともいう。
シソ科、地中海沿岸原産。欧州諸国で主に栽培するハーブ(香草)で香辛料としている。和名はマヨラナといい、オレガノに似る、別名マジョレーヌともいう。
日当たり、水はけのよい土地に生育し草丈25cmほどの多年草で小さな卵型の葉をつけ、初夏に白い小花を咲かせ、収穫、摘み取りは、2年目より4月から10月におこなわれる。芳香と、かすかな苦味がある。
葉茎をオリーブオイル、ワインビネガー(リンゴ酢)漬けこんでそのままか、刻んだりし、また乾燥させて粉末にしたものを畜鶏肉の臭み消しに、スープ、シチュー、ソーセージに防腐の目的でも用いている。ソーセージによく使われることから、ドイツでは「ソーセージのハーブ」とも呼ぶ。精油(マジョラムオイル)し鼻をつく高い香りと辛味がある。メチルチャビコールMethylchavicol(27%)α-テルピネオールalpha-Terpineol(15%)オイゲノール(11%)を含み神経の緊張を和らげ不眠症、鎮静、鎮痛、血行促進、鎮咳、去痰、食欲増進に用いる。
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