・アーティチョークArtichoke あーてぃちょーく
キク科、ヨーロッパ原産。多年草、あざみ同様の薄紫の花が咲く。成長すると2mほどになり寒さに比較的強い。食用には花の咲く前の花の付け根の膨らんだ花托(かたく)部分で旬は夏季の6~7月でがく(花の外側を包んでいる)の形をしたもので肉厚になっている。
10cmほどの蕾でよく締まった軟らかい若い緑色の時期のところを食用とする。語源はギリシャ語の犬の歯に由来。日本では江戸時代中期に伝来し観賞用として栽培していた。
チョウセンアザミ(朝鮮薊)ともいわれ香味があり棘の部分を取り除いて茹でてサラダ、スープ、揚げ物にフランス料理によく使われる。
生・花らい100g中でエネルギー48kcal、水分85.1g、タンパク質2.3g、脂質0.2g、炭水化物11.3g、灰分1.1g、ナトリウム21mg、カリウム430mg、カルシウム52mg、マグネシウム50mg、リン61mg、鉄0.8mg、亜鉛0.2mg、銅0.05mg、マンガン0.19mg、ビタミンA効力:1μg、ビタミンD:(0)μg、ビタミンE:0.4mg、ビタミンK:2μg、ビタミンB1:0.08mg、ビタミンB2:0.10mg、ナイアシン1.2mg、ビタミンB6:0.08mg、ビタミンB12:(0)μg、葉酸81μg、パントテン酸0.51mg、ビタミンC15mg 食物繊維8.7gを含む。
薬草(葉・根)としても利尿、消化剤に用い、お茶、サプリメントがある。クロロゲン酸、シナリンCynarin(苦味成分)が脂肪代謝を促進し肝機能強化、ダイエット、消化促進機能があり独特の香りがありハーブティとしてリラックス効果が期待できる。
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