・棗Common jujube なつめ
クロウメモドキ科、アジア東南部原産。日本では奈良、平安時代には渡来していたといい栽培、庭木としても用い落葉高木で、4、5月にかけ五弁花の小さな薄黄色の花が咲く。
秋口9~10月にかけ3~5cm程の楕円形で熟すとえび茶色で甘い果実をつけ採取し旬とする。
語源は、夏芽で初夏に芽を出すことによること、あるいは茶道で使う抹茶の入れ物、棗はなつめの実の形に似ていることからつけられたといわれる。
果実、樹皮が染料としても用いられた。中国で広く栽培し、干したなつめを粥、煮物、スープ、菓子の餡によく用いる。そのままでも食べるがドライフルーツ、シロップ漬け、あん菓子にもする。
乾燥させた棗(1回の可食量15g)100g中にエネルギー287kcal、水分21.0g、タンパク質3.9g、脂肪2.0g、炭水化物71.4g、カリウム810mg、鉄1.5mg、亜鉛0.8mg、ビタミンB2:0.21mg、葉酸140μg、食物繊維12.5gを含む。
薬膳で滋養強壮、整腸、更年期障害、鎮痛、鎮静、貧血に利用している。有効成分は糖類、有機酸、トリテルペン、サポニン、ベンジルアルコール配糖体Benzyl alcohol 配糖体glycoside(ジジベオシド:酸棗仁の香り成分)など。
甘味種の大棗(たいそう)といい漢方で飲みにくいものと一緒にして利用する。酸味種の酸棗仁(さんそうにん)の種子は大きく日本名をサネブトナツメといい不眠症に用いる。
ナツメの葉には甘味受容抑制の甘味阻害物質のジジフィンZiziphin(トリテルペノイド配糖体)を含み甘味を感じなくする作用がある。近年ではナツメにアレルギーを引き起こす抗体の生成をプロックする作用があることを発見し花粉症など様々なアレルギー症状を抑えるとし注目している。
クロウメモドキ科、アジア東南部原産。日本では奈良、平安時代には渡来していたといい栽培、庭木としても用い落葉高木で、4、5月にかけ五弁花の小さな薄黄色の花が咲く。
秋口9~10月にかけ3~5cm程の楕円形で熟すとえび茶色で甘い果実をつけ採取し旬とする。
語源は、夏芽で初夏に芽を出すことによること、あるいは茶道で使う抹茶の入れ物、棗はなつめの実の形に似ていることからつけられたといわれる。
果実、樹皮が染料としても用いられた。中国で広く栽培し、干したなつめを粥、煮物、スープ、菓子の餡によく用いる。そのままでも食べるがドライフルーツ、シロップ漬け、あん菓子にもする。
乾燥させた棗(1回の可食量15g)100g中にエネルギー287kcal、水分21.0g、タンパク質3.9g、脂肪2.0g、炭水化物71.4g、カリウム810mg、鉄1.5mg、亜鉛0.8mg、ビタミンB2:0.21mg、葉酸140μg、食物繊維12.5gを含む。
薬膳で滋養強壮、整腸、更年期障害、鎮痛、鎮静、貧血に利用している。有効成分は糖類、有機酸、トリテルペン、サポニン、ベンジルアルコール配糖体Benzyl alcohol 配糖体glycoside(ジジベオシド:酸棗仁の香り成分)など。
甘味種の大棗(たいそう)といい漢方で飲みにくいものと一緒にして利用する。酸味種の酸棗仁(さんそうにん)の種子は大きく日本名をサネブトナツメといい不眠症に用いる。
ナツメの葉には甘味受容抑制の甘味阻害物質のジジフィンZiziphin(トリテルペノイド配糖体)を含み甘味を感じなくする作用がある。近年ではナツメにアレルギーを引き起こす抗体の生成をプロックする作用があることを発見し花粉症など様々なアレルギー症状を抑えるとし注目している。
ご愛読戴きましてありがとうございます。よりよい情報をお届けしてまいります。