・ドーパDopa どーぱ
3,4ジオキシフェニルアラニン 3,4-dioxyphenylalanineといい、ド-パが豆科、そらまめ、ハッシュウマメ、エニシダなどにアルカロイドとし遊離の状態で存在する。
動植物中でチロシンに酸化酵素のチロシンヒドロキシラーゼTyrosine hydroxylaseが作用しド-パを生成しさらに酸化を受けドーパキノンDopaquinoneを経てメラニンができる。これらの酸化酵素を総称しポリフェノールオキシダーゼPolyphenol oxidaseと称する。
神経伝達物質アドレナリン(興奮、緊張に関与)の前駆体でもある。パーキンソン氏病でドーパミンの産生低下が見られる。生体内でチロシンから生成され、L-チロシン→L-ドーパ→ドーパミンDopamine→ノルエピネフリンNorepinephrine→エピネフリン(英名:アドレナリン・米名:エピネフリン)の生成過程を経る。血清基準値を<20pg/ml としている。
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