・米糠Rice bran こめぬか
米糠は、玄米を精白米にするときに得られる米粒の外皮、粉砕物であり、精米の度合いによって米ぬかの成分が異なる。ビタミンB1(3mg/100g)、E、脂肪(15~20%)、ミネラルを含んでおり漬物の糠床にも使われるが多くは、油脂原料、飼料にしている。
米糠に20%もの油が含まれリパーゼ、オキシダーゼを含み酸化を受けやすく、精製されにくいが、日本で唯一国産植物油とし貴重な存在であり油の中のγーオリザノールが老化防止、精神安定に用いられる。美肌効果に役立つとして洗顔、洗髪用洗剤に利用している。
米糠に含まれるフイチンは、Ca,Mg塩のかたちで(7~8%)含まれ他に豆類、フルーツ類にも含まれビタミンD、Ca(カルシュウム).Mg(マグネシュウム)の吸収を妨げる有機リン酸化合物としている。人体では消化されずそのうえ、ほかの食品に含まれているミネラルと結合し不溶性にし利用されにくくする性質がある。
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