えみくり情報

日常と日記
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いだてん「大地」

2019-06-16 | いだてん
今、今日の録画見終えた
涙止まらん

ごはんのくだり。
清さん出てきてもう。喜びは喜びで思い切り声に出さないとってセリフ。このひとキャラも発する言葉も全部いい

パールバックの「大地」。すごく好きな読むたびに奮い立つような小説です。ここでこの回にサブタイトルで使われるのね。




セヴィリアの理髪師

2019-06-16 | 日常とクラシカロイド


オペラ鑑賞。今日もシューベルトくんと一緒に。

セヴイリアの理髪師。
フィガロ役の人事務所の都合とかやらで代役だったんだけど美男子でかっこよかった。ロジーナ細くて美人だった。久しぶりに樽ヒロインではありませんでした。

伯爵役の人、小さいしはげだし、どうなのと思ったんだけど、歌いだすとあまりにも美声で気持ちよくて、一幕終わる頃には
「ハゲのくせにやるやん」
になり
フィナーレ前には
「あんな素敵な方見たことない。かっこいい。最高。ブラボー」
でした。
楽しいオペラでした。

どうせ次のモーツァルトの「フィガロの結婚」では伯爵はロジーナちゃんなど古女房扱い、フィガロの恋人狙って初夜権行使しようとするクソになってるんやと思うとフィナーレの歌が空々しいんですけどね。
そして今回wiki確認してみたら、

戯曲は1775年に書かれ、喜劇『フィガロの結婚』(第2部 1786年/モーツァルトがオペラ化、同年初演)、正劇『罪ある母』(第3部 1792年)とともに3部作と言われている

とあってその三部ではロジーナちゃんも若いツバメ(フィガロにも出てくるケルビーノ。結局やりよったんやこいつら)との間に不義の息子作ったりしてるし、相変わらず伯爵は浮気ものでそっちで作った娘をうまいこと妻をだまくらかして養女にしようとしたり。もうどうしようもないですね。二人の実子の長男は死んでるんですよ。伯爵家どうなるの。
概略読む限りではこの第三部『罪ある母(英語版)』が一番面白そうなんですが。ロッシーニやモーツァルトと比べられるとね。上演されなくなるのもしょうがないかしら。



不道徳な男女の痴情が乱れに乱れまくる、狂おしきゲス・ワールドが展開するのである
って書いてあるサイトもあります。
オペラはこれくらいめちゃくちゃなほうが面白いのかもしれません。セヴィリアの理髪師、とっても面白いドタバタ喜劇でした。




ベトのフィデリオとかやばいほど真面目でしたから。
面白かったけどね。もちろん曲は素晴らしいし。