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日常と日記
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100分de名著「アルプスの少女ハイジ」第三回

2019-06-18 | 日常
今回もそうなんだけど、ハイジの天使っぷりすごいです
自分が得たものをいろんな人に与えていくことで与えられたものがまた幸せになるっつうね
白パンはわかりやすいモノですが、本を読む、詩を読む、そして自分の考えを話す
大人も子供も感化されて優しい気持ちになる。

そういう気持ちはきっとまた別のひとに伝わっていくんですね





これね、アンもそうなんですよね。アンはマシュウとマリラにいろんなものを与えられ(それら総括して全てが「愛」です)て成長しますが
マシュウやマリラもアンからいろいろなものをもらう。全てが「愛」ですよね。

愛のやり取りで人はどんどん幸せになるんでしょう。

美しい物語。何度読み返してもいい。私も幸せになるからです。




閑話休題

さっき買い物の帰り、小学生男児数人がなんかごちゃごちゃやっていて、一番小さい子をみんなで小突いてて、いじめてるのかな、もしそうだったら学校に通報しよう、とぐっとこぶしをこっそり握り締めてうかがってたら、その小さい子が集団から押されて抜け出しました。
残りのうちのでかいのも逆方向に向いて早足で進むんですね。

「××のポストまで先に着いたほうが勝ちやからな!! 走るの禁止やからな!!」

ってでかいのが叫び、多分その建物のぐるりを逆方向に早足で進んで目的地までどっちが早く着くかの競歩競争みたいでした。


これって絶対でかい方が有利やん、と見てたら、でかい奴が少し行った先で走り出すんですよ。走るの禁止と自分でルールを叫んでおいて。
なんつう卑怯者でしょう。
でかい分有利な上にまだこんな姑息なことしよるんや。


集団とすれ違いながら「あいつ走ってるわ。すんごい卑怯者やな」
って私の地味に通る声でただ呟いてから帰りました。

変なおばさんと思われてもいいです。
そのこたちの共通認識に「きもいババア」が「あいつは卑怯者」って言った…がちょっとでも植えつけられるといいなと思って。
なんも感じない人間ならそれまでです。

あの小さい子大丈夫だろうか。ずるして勝った奴とそれ支持する奴にいじめられてたら、と思うと悲しい辛い気分になりますが、これはもう無関係の他者である私にはどうすることも出来ません
がんばれと思います。世の中これからもいろんな理不尽が待っている。けどいいこともきっとあるから、と。
しかしやらしいガキやったな。リアルジャイアンとスネ夫の群れ。見たくなかった。

けど私も卑屈で情けないです。相手小学生でもとっても怖かった。
中学生以上だったらどんなに誰かが虐められてても文句言うどころか何もいえなかったと思います。

生きていくのはしんどいですね。悲しい子供が減りますように。