遠藤雷太のうろうろブログ

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トビー・フーパー監督『悪魔のいけにえ』

2016-05-31 09:19:10 | DVD・VHS・動画など

『悪魔のいけにえ 公開40周年記念版』予告編

2016/5/30

・有名な「レザーフェイス」が出てくるホラーの古典。

・案外、超常現象的な要素はなく、猟奇的な人たちが殺しまくる話。

・若者たちが車で廃屋に向かうという最初の展開が、前に見た『キャビン』とほとんど同じ。

・完全に見る順番を間違えた。

・序盤のベースになっているのは『死霊のはらわた』らしいので、ほんとによくある展開なんだと思う。

・車椅子の彼が服もボロボロでなんだかかわいそう。かわいそう描写もねじ込んでいる。

・メンバーに明らかに属性の違う一人が混ざっている不思議。

・ホラー用のチーム編成なのか、アメリカの実社会でもよくある感じなのか。

・頭のおかしい人の合理的に動いていない感じ。

・車の中で刃物や火気はダメ。

・心底、再開したくない。

・ああいう人でも車に乗せてあげるんだから、やっぱりこの時代のアメリカ社会は寛容なのかな。

・自然音で不安を煽る効果音の使い方がよく出来ている。

・独特なうめき声、ニワトリの鳴き声、シャッター音。

・ハンマーのグシャリ音や箱の中で何かが動いている音は、今となっては定番だけど、やっぱり不穏。

・最初のアタック描写が地味で生々しい。

・前の人が殺された時に印象的な小道具を、次の人が殺される時に見せる段取りが煽ってくる。

・「先の曲がった針金のようなもの」がすごく怖い。痛い。発想がステキ。

・一方、レザーフェイスがどことなくかわいい。

・丸々とした体格で、武器がハンマーとチェーンソー。

・DIYやBBQが好きそうなアメリカ人のおっさんに皮マスクをかぶせると、簡単に絵が浮かぶ。

・チェーンソー持って追ってくるのは確かに怖いけど、一生懸命さが伝わってきて応援したくなる。

・最後のほうも、ヒロインに感情移入しつつ、チェーンソーをぶん回しながら手も足も出なくなっているレザーフェイスを励ましたくもなる。

・あの一家も狂ってるなりに秩序があるようで、アダムズファミリーっぽく楽しげ。

・続編のコメディ化もやむなしという感じ。

 

悪魔のいけにえ スペシャル・エディション コンプリートBOX(3枚組) [DVD]

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