2021/8/20
招待券をいただき、久しぶりの三岸好太郎美術館。美術館自体も相当久しぶり。
作品ごとに解説がついていて見やすい。
初期の好太郎の作品に「ヘタウマ」とコメントがついていてちょっとびっくりする。
確かに同時期の作品を比べると、素人目にも節子のほうがうまく見える。
節子が好太郎の描いた自分の絵を見て「私より好太郎の母に似ている」という感じの感想だったのも面白い。
「夭折した天才」は芸術家の浅いイメージだけど、実際には長く生きて最後まで強い作品を作り続けるタイプの天才もたくさんいる。
三岸節子はそんな芸術家だとわかる。
色合い鮮やかな『花・果実』、宣材にも使われた『自画像』、晩年にして最も迫力のある『さいたさいたさくらがさいた』の絵葉書を買った。
作品サイズを含めた実物の記憶で保管する感じになるけど、それでもかっこいい。
ほんとは『作品Ⅰ』がほしかったけど、販売していなくて残念。
三岸節子《花・果実》(部分)、三岸節子《自画像》(部分)、三岸節子《さいたさいたさくらがさいた》(部分)
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます