2022/12/10
北海道余市町に暮らす若者が、認知症の母親や、家を出て行ったきり帰ってこない姉との関係に悩みながら、続縄文時代に刻画を描いた男の幽霊と交流する話。
配信期限間際にあわてて視聴。
実際には言葉や概念が全然違うであろう何千年前の人と会話するのは、どうやったって不自然さは残るので、どこまでをOKとするかの調整が大変そう。
母親のことを、お母さんでも母上でもなくママでもなく「かかさま」と呼ぶような選択を全局面で考えなければいけない。
特に続縄文人どうしの回想シーンでは難易度がハネ上がる。
自分だったらどうするのかなと考えながら見た。
多少の強引さも含めて、ひるまずに本作を書き切ったのはすごい。
15年音沙汰のなかった姉が実家に顔を出すところ。
姉を演じている飛世紗耶香さんは、聞かせる力が強い。さすがの存在感。
かつての友達がチャラい。アプローチの仕方はともかく、高校から付き合っている友達の彼女に、あきらめず告白しようとする根性はすごいと思った。
※今月はいろいろバタバタしているので、よっぽどのことがない限り短めで統一します。
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