遠藤雷太のうろうろブログ

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『高田文夫スペシャルトーク ~私のTOKYO大衆芸能史~』

2017-09-13 09:48:16 | レポート

2017/9/12

・内容については「ライブでサービスしているところもあるから、あんまりSNSなどで拡散しないでください」と釘を刺されているので、探り探り書く。

・自分は『ビートたけしのオールナイトニッポン』に間に合ってないし、立川藤志楼の落語や、ラジオビバリー昼ズで好きになった比較的ライトなファン。

・それでも、日本演芸界の超大物だしそもそも語りが抜群に面白い。一度はライブでと思っていたものの、5年前に大病を患われたこともあって、もう機会がないだろうとあきらめていた。

・しかし、当日になってツイッターでこの会があることを教えてもらい、鼻息荒く新札幌のサンピアザ劇場へ向かった。

・一方、高田先生は8時20分東京発の新幹線で4時間かけて函館、それから3時間で札幌。合計7時間かかったそうだ。

・案外、元気だった。

・客席はほぼ満席。若い人も目立つ。

・幕が上がると赤い高座が組まれていて、立川志らら『壺算』が始まる。

・枕で、真打でありながら高田文夫の付き人も勤めているという話で盛り上がる。

・大師匠である談志を殺しそうになった話も。

・お亡くなりになっても、弟子に鉄板ネタを残している師匠。ほんとに偉大。

・主催者である佐々木氏の呼び込みで高田文夫登場。

・会場、ものすごい拍手。札幌は25年ぶりというタメが効いている。

・志らく独演会のときに最晩年の談志が登場した時の雰囲気に似ていた。

・残りの時間は、二人で高座に腰掛けてトーク。

・佐々木氏は元オチケンで、高田先生に直接稽古をつけてもらった縁がある。そして重度の高田文夫マニアだった。

・クドカンが『タイガー&ドラゴン』の企画書を持ってきた話、心配停止の話、永六輔の話、萩本欽一の話、最新長嶋茂雄話などなど。

・ラジオで聞いている感じそのままの、いくらでも場が持つ軽妙な語り口。やっぱりすごい。

・それにしても、いくら元オチケンで優秀だったからって、あの高田文夫を札幌まで呼んで自分とのトークライブを企画するってとんだ道楽があったものだ。うらやましい。

・終演後、隣の高校生くらいの女の子が「落語って面白いんだね」と言っていたのが印象的だった。

※客入曲はおなじみ『Bitter Sweet Samba』 にEPO『DOWN TOWN』『土曜の夜はパラダイス』グループ魂『高田文夫』、テンションあがるわ。 

※本人に内緒で作ったと言う高田文夫オリジナルTシャツよかった。グレー地にこのイラスト。

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