遠藤雷太のうろうろブログ

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ゆるりっか& おたから♪めがね 人形劇『クリスマスキャロル』『けしごむのゴムタとゴムゾー』ほか

2018-12-04 00:26:49 | 演劇を見てきた・TGR2018

2018/12/2

・人形劇『けしごむのゴムタとゴムゾー』『クリスマスキャロル』、劇間にお姉さんによる面白い話などなど。

・『けしごむのゴムタとゴムゾー』は、働きすぎで汚れたゴムタを見て、ゴムゾーが働くのを嫌がる話。

・自分が鉛筆と消しゴムを使っていた時期があまりに昔なので、今の子供もまだ鉛筆と消しゴム使うのかしらと勝手に心配する。

・そして、「あのゴムタってのは俺のことなのでは?」としみじみ自己投影してしまう。

・ただ、働くのを嫌がるゴムゾーの気持ちもよくわかる。

・消しゴムの角を潰す時の悲しみというか、ためらってしまう感覚はしっかり自分の脳の奥にも残っている。

・むしろ、ゴムゾーに共感すればするほど、ゴムタの人の良さが狂気じみて見えてくる。

・鉛筆の芯が折れたのは、いくら消しゴムが頑張っても…というのは、たぶん考えないほうがいい。

・劇間では、仕掛けの付いた絵本を使ったトーク。

・しおむすびが描いてあるページの一部を引っ張ると海苔が出てきたり、ピーマンのシールをひっくり返すとみじん切りになっていたりする絵本。

・そして、シマシマから何のイラストか当てるゲーム。

・ストローとか服とか出題者の塩梅じゃないかと思っていたら、子供たちからもしっかりツッコミが入っていた。

・ゴムタもそうだけど、こういう隙を見せるのも、子供の注意力を養うための工夫なのかもしれないと、うっかり深読みしてしまう。たぶん違う。

・内容は他愛なくても、大人がアナログな道具を使って本気で工夫した感じが伝わってきておもしろい。

・『クリスマスキャロル』は偏屈なけちんぼ爺さんが、不思議な力で現在・過去・未来を見せられ改心する話。

・最初紙芝居が始まるのかなと思ったら、額縁とその中の絵がそのまま舞台装置のようになって、人形たちがその前で演じる。

・各人形の頭に棒が付いていて、操作は上から行う。

・舞台装置や人形が緻密に作られていて、ドールハウスを覗き見るような魅力がある。

・最後、じいさんの気前が良くなりすぎて心配になる。

・寄付慣れしてないからハイな状態なんだろうな。老後の備えはちゃんとできていたんだろうか。

けしゴムのゴムタとゴムゾー
クリエーター情報なし
BL出版

※絵本見ると再現度の高さがわかる。

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