2018/12/2
・突如提案された「あさ子」のお見合い話から始まって、各人の日常と事件を描いた話。
・寝不足がたたって、ログラインすら取れないレベルでウトウトしてしまう。
・なので説得力はまるでないけど、見せ方の様式が面白い(というか、表面的なところしかわからない)。
・HPによれば日常を描いた話なので、「何を描くか」ではなく「どうやって描くか」が印象的な作品、かも。
・登場人物はほとんど正面を向いて会話する。
・会話中は動かないか、ごく単純な動作の繰り返し。
・移動はほぼすべて腰を落としたすり足。
・20センチくらいの木の棒で大体の小道具を表現する。
・こんなエッジの効いた表現を受け入れる宮崎の人たちはどんだけ文化度が高いんだとおののく。
・アフタートークを聞くと、作品ごとに見せ方を変えているんだとわかって少しほっとする。
・ということは、題材に応じて、都度、様式を作っているんだという別の凄味が見えてくる。
・作演出の者の永山智行さんが「演劇を作るのに劇団という形式が最も有効」のようなことを仰っているのも、大変説得力ある。
・オールスターの代表チームより小さく密なクラブチームのほうが強いと言い切る感じ。こだわり方がすごい。
・ナレーション部分はシーンにいない人が語り上げ、時には群唱にもなる。揃った宮崎弁が心地よい。くわえて楽器演奏に様々な歌。
・メトロノームを鳴らしながら、一定リズムで語る練習をしていたという話はほんとなんだろうか。
・聴覚的に心地よすぎるので、ウトウトしてしまったのがほんとに寝不足だけのせいなのかという疑問もちょっと浮かぶ。
・ウトウトするたびに、鼓的なものがポンと鳴ってハッっとするパターンが続く。客席で何やってんだ。ほんとすみません。
・アフタートークで弦巻啓太さんが、その演出方針のストイックさを強調していた。
・小津安二郎の影響も指摘されてて納得。さすが。
・あまりに消化不良なので、台本を購入した。これ以上失礼を重ねないようにきちんと復習したい。
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